立浪監督、細川のことを「たかし」と呼んでいた

ドラゴンズ帽子
1: それでも動く名無し 2023/07/06(木) 10:53:31.30 ID:Xu8iIDX40
監督推薦での初の球宴選出。現役ドラフトの大成功例である細川だが、猛威をふるった打撃は急降下している。ここ7試合でいえば31打数3安打(打率9分7厘)。何と18もの三振を積み上げている。この日も見逃しで3、空振りで1。シーズントータルでも89三振はヤクルト・村上の98に次ぎ、3位以下を大きく引き離している。

疲労はあるだろう。焦りもあるはずだ。止まっていたはずのボール球にバットは回り、振っていたはずのストライクには逆に固まってしまう。ただ、こんな時だからこそ思い出してほしい言葉がある。

 「たかし、忘れるなよ。いくら空振りしたってかまわない。オレは1軍で使い続けるから。その代わり、仕留められる球を一球で仕留められるよう、思い切って振ってくれ」

 立浪監督は「細川」というだけの理由で、彼を「たかし」と呼ぶ。こう諭したのは、開幕が近づいた初春のことだった。キャンプから和田打撃コーチの指導に必死に食らいついたが、3月のオープン戦では結果を欲しがるあまり打率2割に終わった。
これまでのキャリアで、彼は結果を恐れていたのだ。出番が失われる。2軍降格を命じられる…。恐れの理由を察した立浪監督は、彼に保証を与えたのだ。「たかし」の快進撃は、そこから始まった。だから三振の数など恐れるな。相手はそのフルスイングが何よりも怖いのだから。

https://news.yahoo.co.jp/articles/823cde23018d2d665a2b3578bb44e11b0298e994

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