中日・根尾はどうなるのか 井上一樹新監督誕生で注目される今後の処遇と日本ハム移籍の可能性

根尾

1: 名無し 2024/10/11(金) 23:22:58.57 ID:sAIoPlEG9
https://news.yahoo.co.jp/articles/867ad813b9f036ae44d87f929739d3651bbcfd11?page=1

中日・根尾はどうなるのか 井上一樹新監督誕生で注目される今後の処遇と日本ハム移籍の可能性

 中日は立浪和義監督が今季限りで退任し、次期監督として井上一樹2軍監督が新監督の就任要請を受諾することが報じられた。3年連続最下位という成績だが、育成の観点で見ると未来は暗くない。

 投手陣は高橋宏斗が絶対的エースに成長し、清水達也、松山晋也もセットアッパーとして一本立ち。野手陣は岡林勇希、細川成也が不動のレギュラーになり、石川昂弥、村松開人、田中幹也、福永裕基も確実に力をつけている。

 その中で、覚醒が待たれる選手が根尾昂だ。今季は1軍に3試合登板で0勝1敗、防御率9.39。8月4日の広島戦で先発のチャンスを与えられたが、3回8安打6失点と打ち込まれた。伸び悩む根尾に対して、何度も議論になるのが「ポジション問題」だ。

 大阪桐蔭では投打の二刀流で活躍し、ドラフトで4球団が1位競合の末、入団した中日では、野手で勝負することを決断した。だが、入団後、ポジションが定まらない。遊撃の定位置を目指したが外野にコンバートされ、再び遊撃に戻った。  

 そして、22年途中から異例の投手転向。リリーバーとして同年は25試合登板で防御率3.41をマークすると、昨年は先発に転向、投球フォームのバランスを崩して制球難に苦しんだが、シーズン終盤に2試合登板で防御率0.71だった。

 今年は勝負の年だったがファーム暮らしが長く、ファームでは16試合登板で4勝5敗、防御率2.63。82回を投げて75三振と奪三振能力が高い一方で、39四死球と制球が定まらない登板が少なくなかった。

 他球団のスコアラーはこう分析する。

「投手に本格的に転向して2年であることを考えると、まだまだ伸びしろは十分にあると感じます。キレのあるスライダーは1軍でも空振りを奪える球ですし、今年はシーズン途中から振り子のように左足を上下させる二段モーションに投球フォームを改造し、直球の球威が上がった。課題は良い球を投げる再現性ですね。根尾に限らず他の投手にもいえることですが、1軍で通用する投手は状態が悪い時に修正して抑える。今の根尾はまだまだ投げてみないと分からない。本人も分かっていると思いますけどね」 

(中略)


■トレードがあるなら日本ハム

「現役ドラフトで放出するとは考えづらいですね。トレードは交換要員次第ですが、あるとすれば日本ハムぐらいじゃないですかね。中日では本職が捕手だった郡司裕也が、日本ハム移籍後は三塁のレギュラーで活躍するなんて中日時代は想像すらできなかったし、サイドスローで制球難だった鈴木健矢も新庄剛志監督の助言でアンダースローにフォーム改造し、昨年6勝と見違えるように良くなった。新庄監督は選手の能力を引き出す手腕が凄い。阪神で伸び悩んでいた藤浪晋太郎の再生に自信を見せていましたし、根尾をどう評価しているか。獲得したら投手、野手のどちらで起用するのかを含めて気になります」(スポーツ紙デスク)

 日本ハムに移籍し、新庄監督の下で覚醒した選手は多い。ソフトバンクに在籍6年間で未勝利に終わった田中正義は筆頭格だ。昨年47試合登板で2勝3敗25セーブ8ホールドをマーク。今季も52試合登板で4勝4敗20セーブ12ホールドの好成績を残している。

 セットアッパーの池田隆英、山本拓実、斎藤友貴哉もトレード移籍を機に活躍している。野手ではソフトバンクで1軍出場なしだった水谷瞬が昨オフに現役ドラフトで移籍すると、交流戦で史上最高打率.438を記録し、MVPを獲得。球宴にも初出場するなど一気にステップアップした。

 根尾も来季はプロ7年目。もう期待の若手という位置づけではない。ドラゴンズブルーのユニフォームで輝く根尾の姿を、来季こそ見ることができるだろうか。

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