カープ林＆末包ら、首脳陣に“できない”とレッテルを貼られ出場機会に恵まれず　デイリースポーツ検証カープ低迷の原因を探る

レッテルを貼られた選手たち 林、末包ら出場機会に恵まれず　カープ低迷の原因を探る

　疑問が残ったのは４年目の林に１軍出場がなかったことだ。昨季は１０２試合に出場し、打率・２６６、１０本塁打、４０打点の“実績”を残した。ポスト誠也の期待も高かった。ところが、開幕を前に２軍落ちすると２度とお呼びが掛かることはなかった。

　ルーキーの末包もポスト誠也として期待された１人だった。キャンプから実戦では４番を打たせ、本職ではない一塁にも挑戦させた。応えるように開幕戦でいきなり猛打賞など頭角を現したかに見えた。ところが次第に出番を減らしていく。５月２３日には登録抹消。この時点で打率・３０４。得点力の低いチーム、３割打者を外すのはファンからは奇異に映った。

　「明確な弱点があるから落とした」

　首脳陣の答えだ。できないとレッテルを貼られるとチャンスはなかなか訪れない。



https://www.daily.co.jp/baseball/carp/2022/10/07/0015702477.shtml