中日・立浪監督「三塁スタメン争いは現時点で『石川昂弥、高橋周平、カリステ』で横一線」

【中日】１軍合流の高橋周平がオープン戦初出場　石川昂らとの開幕スタメン争いへアピールのマルチ「やれることをやろうと思った」

　中日の高橋周平内野手が１軍に合流し、「６番・三塁」で先発出場。オープン戦初出場で、マルチ安打を記録した。

　２回１死の第１打席。西武・平良の１３７キロ変化球を右前に運んだ。チーム初安打でチャンスを作り、先制点を呼び込んだ。７回の第３打席では、２番手・ボーの１４５キロ高め直球を捉えて中前へ。意地を見せた１３年目は「やれることをやろうと思って試合に臨んだ。まっすぐも捉えられたし、いい形で振れたのでよかった」と手応えを口にした。

　この日のチーム安打３本のうち、２本が高橋周。立浪監督は「下（２軍）でスタートしたけど、しっかりやっていてくれた。ここ数年苦しんでいるけど、勝負どころで一打を打てる選手であれば、当然戦力」と評価した。開幕スタメンへ、三塁を争うのは高橋周と石川昂、カリステの３人。指揮官は横一線を強調したが、ベテランが開幕１軍へアピールに成功した。

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