ライデル・マルティネス
今年、日本ハムの抑えは田中正義が務めたが5月下旬に状態が上がらない時期が続き、一時はセットアッパーに配置転換された。その後も好不調の波があり、53試合登板で4勝4敗20セーブ12ホールド。セーブ数はリーグ6位で、“守護神”としては物足りない成績だった。
田中が蓄積疲労の影響もあって8月上旬から約4週間登録抹消された時期に、代役で抑えに抜擢されたのが、プロ3年目右腕の柳川大晟だった。身長191センチの長身から最速157キロの直球、フォーク、カットボールを武器に6試合連続セーブと奮闘したが、心身に大きな負荷がかかったのだろう。9月に入ると痛打を浴びる場面が目立った。21試合登板で1勝3敗8セーブ1ホールド、防御率4.09。合格点をつけられるが、まだシーズンを通じて抑えを務められるだけの信頼を勝ち取ったわけではない。盤石な“守護神”がいないだけに、日本ハムにとっても実績十分のマルティネスは、最も欲しいピースと言えるだろう。
田中が蓄積疲労の影響もあって8月上旬から約4週間登録抹消された時期に、代役で抑えに抜擢されたのが、プロ3年目右腕の柳川大晟だった。身長191センチの長身から最速157キロの直球、フォーク、カットボールを武器に6試合連続セーブと奮闘したが、心身に大きな負荷がかかったのだろう。9月に入ると痛打を浴びる場面が目立った。21試合登板で1勝3敗8セーブ1ホールド、防御率4.09。合格点をつけられるが、まだシーズンを通じて抑えを務められるだけの信頼を勝ち取ったわけではない。盤石な“守護神”がいないだけに、日本ハムにとっても実績十分のマルティネスは、最も欲しいピースと言えるだろう。