カテゴリー: 北海道日本ハムファイターズ

日本ハムは８日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で２０２３年最初のスカウト会議を行い、新任２人を含めて担当区分や配置などを確認した。会議後には稲葉篤紀ＧＭ（５０）が報道陣に対応し、フリーエージェント（ＦＡ）権を行使してソフトバンクに移籍した近藤健介外野手（２９）の人的補償に言及。絞り込みはほぼ終わり、投手をリストアップしていると明かした。  

１２月下旬にソフトバンクから人的補償にかかわるプロテクト名簿が届き、球団幹部が補強ポイントを踏まえて人選を進めてきた。この日、稲葉ＧＭは「基本的には投手というふうに考えている」と説明。９日のスタッフ会議には新庄剛志監督（５０）も出席する予定で「ボスにいろいろ相談しながら最終決定していく」と見通しを示した。

日本ハムの育成ドラフト１位・藤田大清外野手（１８）＝花咲徳栄＝が７日、千葉・鎌ケ谷市内の「勇翔寮」に入寮。１８７センチ、８４キロと将来性豊な左の大型スラッガーは「打撃を評価してもらっているので、打撃で勝負したい。長打を狙えば長打も自信あるので」と、早期の支配下登録に向けて意気込みを語った。   この日は“謎のつぼ”を抱えて入寮。

日本ハムの吉村浩チーム統括本部長が6日、大リーグで2023年から新たに導入される「ピッチクロック」に関して日本球界でも取り入れてはどうかと提言した。  

「試合時間が絶対に短くなる。あれをやるといいかも」

日本ハムが２軍戦などでの球団独自ルールとして「ピッチクロック」導入案を持っていることが６日、明らかになった。今季から米大リーグで試合時間短縮を目指し導入される新ルールの一つで、投球間の時間制限などが設けられる。球団幹部は「例えば時計を出すだけならいいと思う。（２軍本拠地の）鎌ケ谷だけとか」と語った。