カテゴリー: 侍ジャパン・国際試合

　野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督（48）が14日、東京都内のホテルで会見し、3月6日と7日に京セラドーム大阪で開催する強化試合「カーネクスト　侍ジャパンシリーズ2024　日本対欧州代表」のメンバー28人を発表した。

山川は昨年、世界一に輝いたＷＢＣで日本代表メンバーとして戦った。だが、その後、自身の不祥事が発覚し、昨季の出場はわずか１７試合に終わっていた。指揮官としては再起を促した形。日本代表では右の長距離打者を待望しており、白羽の矢を立てる可能性もあるというわけだ。

「ジャイアンツが台湾遠征に行くので。一応は協力する形は取っていたんですけど、ジャイアンツからゼロということだった。台湾遠征は、僕がガチ（ベストメンバー）で行くと言ってしまった以上、申し訳ございませんって。（井端監督は）いや全然大丈夫です、こちらは。というお話をさせていただきました」と話した。

野球日本代表の井端弘和監督（４８）が視察のためソフトバンクキャンプ地を訪問。西武からＦＡ移籍した山川穂高内野手（３２）について今後、侍ジャパン入りする可能性を示した。

１１月の国際大会「プレミア１２」で佐々木を「エース格としての期待をしています」と話した井端監督は、佐々木との談笑について「秋がありますので、そのときはオファーを出したいと思いますので、よろしくお願いしますという話をしました」と説明。

　虎の新星へのラブコールが止まらない。阪神の門別啓人投手（１９）が２日、侍ジャパン・井端弘和監督（４８）も、ほれさせた。侍の指揮官が、１２球団トップで沖縄・宜野座村の阪神１軍キャンプを視察。新たに見てみたい投手を問われると、「門別投手でしょう。体も一回り大きくなって。昨年からボール自体は素晴らしいなと思っていますし、見てみたい」と即答した。左腕は「うれしいです。できるだけ早く日の丸を背負って投げたい」と顔をほころばせた。

侍ジャパンの山中強化本部長は「五輪を外れては世界的なスポーツになれない」という。ＷＢＣやプレミア１２の盛り上がりは、野球人気が高い一部の国や地域に限られる。五輪から外れると強化費も激減。アンダー世代の強化も難しくなり、将来的なダメージを生む。

NPBエンタープライズは1日、3月6、7日に行われる「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024」日本―欧州代表（いずれも京セラドーム）の中継局を発表した。   6日の第1戦（試合開始午後7時）はTBS系列で午後7時から午後10時まで。午後10時以降はBS―TBSでリレー中継する。  7日の第2戦（試合開始午後7時）はテレビ朝日系列で午後6時50分から午後9時まで。午後9時以降はBS朝日でリレー中継する。