カテゴリー: 北海道日本ハムファイターズ

山崎福に関しては、投手陣に人材を求めるヤクルトをはじめ、今永昇太のメジャー挑戦が有力なDeNA、こちらも左腕の加藤貴之がＦＡ権行使で揺れている日本ハムが興味を示していると言われている。山崎福はバッティングも好きなことから、行使すればセ・リーグ球団への移籍が濃厚と見ていいだろう。

日本ハムの秋季キャンプが５日、本拠地のエスコンフィールド北海道で行われ、１万３５００人が来場した。第１クールは５日間で計４万８４００人の集客となった。   前日４日は１万３９００人が駆けつけたが、この日も開場前の午前７時台から長蛇の列ができた。主力組が参加している今秋のエスコンキャンプは初日から４５００人、４０００人、１万２５００人、１万３９００人と練習では異例の動員数となった。  

この日は５日目にして３度目となる「ディフェンスデー」。野手陣はバットを握ることなく、守備に特化した練習で汗を流した。終盤には「内野アメリカンノック」が実施され、森本稀哲コーチからファンへ「応援をぜひお願いします。（打球を追うのを）諦めたらブーイングしてください」と呼びかけ。清宮幸太郎が守っている際には「サボリ癖のある清宮くんです」とイジるなど、マイクパフォーマンスでも観客を盛り上げていた。

球団関係者の一人によれば「加藤貴と上沢の動向がまだ決まっていないので」と前置きしながらも「即戦力の外国人投手は獲得する方向でいる」とこう続ける。

「ポスティングでメジャー移籍を目指す上沢にまだ条件提示などをしていないが、（国内FA権を取得した）加藤貴にはすでに球団側から最大限の評価、条件提示をしている。これで断られたら納得がいくという条件なので。加藤貴もある程度満足してくれているはずです。あとは本人の他球団との交渉結果を待つだけですが、球団としては最終的に残留してくれると信じている。となれば、残りは上沢が流出した際の穴埋め。そこを外国人、またはトレードで何とかというところです」

「例えば、先発ローテーションで回る投手なら複数人が絡むトレードで獲得できる可能性はある。ウチには捕手を含め、ポジションがダブっている選手がいますから。そのあたりも条件次第ですが、引き合いは結構あるので」（前出関係者）  

3日は祝日とあって、本拠地にはおよそ1万2500人のファンが来場し、シーズンさながらの盛り上がりで選手の練習を見守った。これには新庄監督も「俺もビックリした。こんなに入ると思わなかった」とニンマリ。「（ファンのために）何かしたいね。試合をしたいんですけど、野手はいけるけどピッチャーがね。（別組の）沖縄から呼ぼうかな」と順調過ぎるキャンプに満足げな表情を見せていた。あとは補強で戦力アップすれば、チームの骨格は固まる。

 「まあそれ（補強）はこっち（日本ハム選手の去就）がまとまってから。（欲しい有望選手は）いっぱいいますからね」（新庄監督）

日本ハムの新庄剛志監督（５１）が３日、来季の開幕投手について、「決めている。本人に伝えてます。（報道陣に）言うタイミングは僕に任せてください」と明言した。

秋季キャンプ中のエスコンフィールドで語った。１年前は本拠地最終戦で２０２３年の開幕投手に加藤貴を指名したと公表しており、２４年の開幕も異例の速さで決めたようだ。侍ジャパンでも活躍した伊藤に初の大役を託すのか、国内ＦＡ権を取得している加藤貴をあえて指名したのか。それともサプライズの抜てきがあるのか―。

“あたたかい、家族の味がする”がテーマのCM。母が作った料理を息子が食べるという何気ない一コマですが、息子の心の声である「なんで母さんって俺が食ってるのを見て笑うんだろう」との言葉が印象的なCMです。その息子が食べているのが、具沢山のお味噌汁。母親が食べ盛りの息子のことを考えて作ったのだと胸が温かくなる一品ですが、味噌汁の中にはゴロゴロとしたシャウエッセンが。