原監督「岡田監督の日本一は私の最後の喜び」岡田監督「原監督にはまだまだ野球界を盛り上げて欲しい」

【ＮＰＢアワーズ】巨人・原前監督に功労賞　スピーチでは〝同志〟阪神・岡田監督を称賛

　巨人の原辰徳前監督（65）が28日、都内で行われたNPBアワードに出席。コミッショナー特別表彰で功労賞を受賞した。

　スピーチで原前監督は自身の35年間のプロ野球人生を振り返ると「2023年度は阪神タイガース、われわれジャイアンツのライバルチームでありました。そして素晴らしい日本一、そして岡田監督は高校、大学、プロ野球と一緒にやってきた一つ先輩ではありますが、同志であります。心より日本一の栄冠というものに対し、拍手を送ったというのが私の最後の喜びでありました」と38年ぶり日本一となった阪神を称えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c2800cae315d910efc7ba799a1151afea941c216

阪神・岡田監督、巨人・原前監督ねぎらうも、サポートを求めかける珍スピーチ　「正力松太郎賞」受賞

　阪神を３８年ぶりの日本一に導いた岡田彰布監督が「正力松太郎賞」を初受賞。授賞のあいさつでは巨人の指揮官を今季限りで退いた原辰徳前監督をねぎらった。さらには言い誤って敵軍の将だったライバルにサポートを求めてしまう珍スピーチまで披露した。

　「前回は僕が先にユニホームを脱いで…。２００８年に。今回は原監督がユニホームを脱ぐということで。もう少しお互いにライバルとして一緒に野球界を盛り上げるためにやりたかったんですけど、これもしょうがないなと」と退任を惜しんだ。

　岡田監督は２００４～０８年に阪神で第１次政権を率い、原監督は０２～１５年の長きにわたって巨人を指揮。セ・リーグの監督同士で激突したのは今年が１５年ぶりで「原監督は別のところから、別の方向からタイガースというか」と発言。慌てて「タイガースじゃない。野球界を…。タイガースじゃないですね。野球界を盛り上げてくれると思います」と訂正し、会場を大いに沸かせた。

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