藤井叡王ついに8冠陥落!全冠制覇から254日…伊藤七段に敗れ初失冠 タイトル戦連覇記録も22で止まる

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藤井叡王ついに8冠陥落!全冠制覇から254日…伊藤七段に敗れ初失冠 タイトル戦連覇記録も22で止まる

 藤井聡太叡王(21)=王将など8冠=が同学年の伊藤匠七段(21)を挑戦者に迎える第9期叡王戦5番勝負第5局は20日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われ、先手の藤井が伊藤に敗れた。シリーズ対戦成績2勝3敗でタイトル戦初の敗退。全8冠からついに陥落、7冠へと後退した。自らのタイトル戦連覇記録は22でストップした。

 戦型は両者得意の角換わり。今期は第1局から全て角換わりで、勝敗と同時に両者が関心をぶつけ合う「角換わりシリーズ」になった。正午からの昼食休憩までに藤井王は穴熊に、伊藤は右王。午後から攻め合いになると有利に押し込んでいたが、先に持ち時間がなくなり終盤に逆転された。

 第1局を白星発進したものの第2、3局と連敗しタイトル戦で初めて先にカド番に追い込まれた。第4局を制してフルセットに持ち込んだものの、最終局で涙をのんだ。昨年10月11日に全8冠を達成してから254日。ついに陥落し7冠へと後退した。羽生善治九段がかつて全7冠を保持していた期間は167日。

 20年に自身初戴冠となる棋聖を獲得以降22期連続でタイトル戦制覇中だったが、その記録もストップした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0137b5ab7681295442a2369e3c5c15807c29a79c



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