引用元: https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1644879689/
1: 風吹けば名無し 2022/02/15(火) 08:01:29.38 ID:ySkeHvVK0
◇ラプソード企画「データは知っている」
ドラゴンズの協力を得て、高性能弾道測定器「ラプソード」を使ったデータ企画の3回目は、期待の2年目右腕・高橋宏斗投手(19)を取り上げる。1年前とは明らかに違う質の速球になったという。
◇ ◇
ルーキーイヤーだった昨年の春季キャンプでも、高橋宏は150キロを超える速球を投げていた。その特徴は185センチ、85キロという恵まれた体格をいかしたパワー系のストレート。シュート成分が非常に高く、平均で30センチ横に変化する。ボールの回転軸も1時から2時近く傾いている。そして何より、ボールの回転数が異常に低いこと。150キロを超えるストレートだと、ボールの回転数(投げてからホームベースに達するまで)は通常2400回転を超える。奪三振王のオリックスの山本由伸などがこのタイプ。一方高橋宏は2000回転を超えないこともあるという。
タイプでいうと、西武の高橋光成がとても近い。2人とも体に力があり、パワーで押していくタイプだ。ホップ成分が低いため、打者は球速ほどは速さを感じにくく、比較的捉えやすくなる。
ストレートを投げる時に使うのは、ひとさし指と中指と親指。高橋宏や高橋光は中指とひとさし指を離して握り山本はほとんどくっつけて投げている。ボールを最後に切るように投げられる山本のような投げ方は回転数が高く、ひとさし指と中指を離して投げるタイプは安定感は出るが、回転数がそれだけ犠牲になる。球速がそれでも150キロを超えるのは、類いまれな体の力で補っているということ。
それがこのキャンプで、ちょっとした異変がおきている。正確に言うと、昨年の秋季キャンプあたりから、高橋宏のストレートの質が変わってきているのだ。ボールの回転軸が斜めから縦になり、回転数も2200を超えるようになってきた。軸が縦になれば、横の変化量も必然的に減る。その変化がこのキャンプではもっと顕著になっているのだ。シュート率の平均はこのキャンプで20センチまで減らすことができた。
「回転数が低いことは知っています。だから今はボールを上からたたくことを意識しています」と本人も語っているように、空振りが取れるホップ成分の高いボールになってきている。フォームも力任せではなく、コンパクトなテークバックを心掛けているという。うしろ(テークバック)が小さく、前が大きなショートアームと呼ばれるフォームは最近のトレンドで、パドレスのダルビッシュがその代表格だ。
ドラゴンズの協力を得て、高性能弾道測定器「ラプソード」を使ったデータ企画の3回目は、期待の2年目右腕・高橋宏斗投手(19)を取り上げる。1年前とは明らかに違う質の速球になったという。
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ルーキーイヤーだった昨年の春季キャンプでも、高橋宏は150キロを超える速球を投げていた。その特徴は185センチ、85キロという恵まれた体格をいかしたパワー系のストレート。シュート成分が非常に高く、平均で30センチ横に変化する。ボールの回転軸も1時から2時近く傾いている。そして何より、ボールの回転数が異常に低いこと。150キロを超えるストレートだと、ボールの回転数(投げてからホームベースに達するまで)は通常2400回転を超える。奪三振王のオリックスの山本由伸などがこのタイプ。一方高橋宏は2000回転を超えないこともあるという。
タイプでいうと、西武の高橋光成がとても近い。2人とも体に力があり、パワーで押していくタイプだ。ホップ成分が低いため、打者は球速ほどは速さを感じにくく、比較的捉えやすくなる。
ストレートを投げる時に使うのは、ひとさし指と中指と親指。高橋宏や高橋光は中指とひとさし指を離して握り山本はほとんどくっつけて投げている。ボールを最後に切るように投げられる山本のような投げ方は回転数が高く、ひとさし指と中指を離して投げるタイプは安定感は出るが、回転数がそれだけ犠牲になる。球速がそれでも150キロを超えるのは、類いまれな体の力で補っているということ。
それがこのキャンプで、ちょっとした異変がおきている。正確に言うと、昨年の秋季キャンプあたりから、高橋宏のストレートの質が変わってきているのだ。ボールの回転軸が斜めから縦になり、回転数も2200を超えるようになってきた。軸が縦になれば、横の変化量も必然的に減る。その変化がこのキャンプではもっと顕著になっているのだ。シュート率の平均はこのキャンプで20センチまで減らすことができた。
「回転数が低いことは知っています。だから今はボールを上からたたくことを意識しています」と本人も語っているように、空振りが取れるホップ成分の高いボールになってきている。フォームも力任せではなく、コンパクトなテークバックを心掛けているという。うしろ(テークバック)が小さく、前が大きなショートアームと呼ばれるフォームは最近のトレンドで、パドレスのダルビッシュがその代表格だ。
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