今シーズンの中日、150km以上の速球をホームランにしたことが2回しかなかった

dragons2017

引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1658715857/

1: それでも動く名無し 2022/07/25(月) 11:24:17.62 ID:6l1+q7n/0
◇渋谷真コラム・龍の背に乗って

 本塁打のすごさを測る単位はメートル(飛距離)だけではない。キロがある。重さではなく速さ。打球の初速? もちろん大切な要素だが、全数値を公開しているMLBと違い、残念ながら日本ではトラッキングデータは原則非公開だ。

 では何の速さかというと、打った球のスピードである。球宴までの89試合で中日は46本打ち、60本打たれた。僕はその都度、スコアボードに表示される球速と球種(推定)を記録してきた。打った方は速球系と変化球がきっちり半分ずつ。球速不明が3本あったが、150キロオーバーの球を捉えた本塁打は2本しかなかった。

 もちろん誰もが150キロ投手でないのは承知しているが、特にリリーフは顕著なパワーピッチャー全盛期である。そして今中慎二さんが評論しているように、ドラゴンズの打者は速い球に弱い。せめてチームに2人は「150キロ? 楽勝だぜ」という打者を育てないと、投手のパワーに太刀打ちできないのだ。

 「よく皆さんに田中(将大)さんから打ったことを言われるんですが、僕のベストはあのホームランなんです。今季…。いや生涯で一番っていいくらいです」

 チームの今季最速本塁打は、阿部がDeNA・エスコバーから打った(5月18日、バンテリンドーム)154キロである。「生涯一」と思う理由は、もちろん速さに勝てたからだ。

 「あの時は割り切って100%真っすぐでいきました。それを一球で仕留められたのが良かったです。今までにない感覚。あのクラスの速い球だとファウルか空振りでしたから」

 もう1本は、平田が阪神・アルカンタラの152キロをたたいた今季1号(7月16日、甲子園)。打たれたのも2本で、いずれも高橋宏が広島・堂林に151キロを、DeNA・佐野に152キロを仕留められている。

 もちろん速くても遅くても本塁打に違いはない。しかし、野球のパワー化はどんどん進んでいる。150キロ弾が増えてくれば、長年の課題である得点力不足解消も近づくはずだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a5721d2f44a7fe7b9740c85e8216cbf9d955d86

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