中日スポーツ「今季の中日は2度も勝っている。去年の阪神はもっと絶望的な状況からCSでDeNAを破った」

no title

1: それでも動く名無し 2023/04/12(水) 12:08:09.54 ID:GSCsx1Bld
今季の中日は2度も勝っている…去年開幕9連敗からCS進出の阪神 いかにして絶望の淵から這い上がったのか

 零敗こそ逃れたが、早くも7敗。誰が見ても悲惨な戦績だが、中日は2度も勝っている。9戦して全敗したチームがある。その体験談を聞きたくて、ヘッドコーチに電話をかけた。

 「そりゃもう…。悲壮感は漂うし、何を言っても不安ばかりになるし、言葉に力がなくなる。夜は寝られんし、シーズンで10や15勝しか勝てないんじゃないかって真剣に思いましたもん」

 阪神のヘッドコーチだった井上一樹さんは、ほんの1年前の地獄を振り返った。プロ野球ワーストを更新する開幕9連敗。ようやく10試合目に勝ったと思ったら、翌日から1分けを挟んで再び6連敗。1勝15敗1分け、勝率6分3厘もまた、プロ野球ワーストだった。

 もっと弱いチームがあった。だから下を見ろ。そう言いたいのではない。阪神は借金14から3位まで巻き返し、クライマックスシリーズ(CS)でもDeNAを破った。知りたかったのはいかにして絶望の淵からはい上がったのか、である。

 「中にはマイペースな選手もいましたけど、やっぱりほとんどの選手は落ち込むんですよ。そこに僕ら(コーチ)が『ボール球を振るな』だの『厳しいところ投げろ』だの言っても効果はない。もう失敗しろ!〓ですよ。打たれてもええ、打てなくてもええ。ただし、恐れるな」

 負けを重ねる過程では、それなりのミスがある。しかし、ミスを恐れれば積極性は失われ、負の連鎖を生む。投打の歯車がかみ合わない時は、少ない点差で負けるものだ。大勝はいらない。競り勝ってこそチームは立ち直る。

 「矢野さんもそうだけど、横にいても我慢していることがわかったし、弱音は絶対にはかなかった。立浪監督もキツいとは思いますが、トンネルには出口がある。雨は上がる。1年間を通して見ると、必ず連勝もあるんです」

 矢野監督(当時)の苦悩が、立浪監督と重なって見える。しかし、本当に怖いのは負けることではない。負ける毎日を受け入れてしまうことだ。そうならないためにも、恐れずに失敗しろ!

https://news.yahoo.co.jp/articles/5c232bd8a0bcfb07112f4f8fd88d026eb67b8241

続きを読む