中日OB「このままの状態だったら3年連続最下位や。今度はお客さんも減るよ」立浪監督に必要な参謀「友達同士は駄目」

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立浪監督に必要な“参謀”「友達同士は駄目」 OB危惧…このままなら「3年連続最下位」

 立浪和義監督率いる中日は2022年、2023年と2年連続セ・リーグ最下位に沈んだ。そんなドラゴンズをOBの正岡真二氏も歯がゆい思いで見つめている。

「このままの状態だったら3年連続最下位や。今度はお客さんも減るよ」。2023年シーズンについて正岡氏は厳しい表情で語る。「試合に緊張感がないんだよ。だからミスも出る。おそらく真剣に怒ってくれる人がいないんじゃないか。見ていて面白くないもん。活気がないし、一人一人がどうにかしてやろうとかさ、その辺が感じられない。一生懸命やっているのは第三者が認めること。いくら自分が一生懸命やっていても第三者が認めなかったら駄目なんだよ」と言い切った。

 正岡氏にとって立浪監督はかわいい教え子の1人だ。1987年ドラフト1位でPL学園から立浪氏が中日入りした時、正岡氏は中日1軍守備コーチだった。「仙さん(星野仙一監督)に『立浪を使ってください』と言ったら『1年目は使ってやるけど、2年目からは実力でしか使わんぞ』って言われたのを覚えている。本当に1年目は我慢して使ってくれたよね」。

 それほど思い入れもある選手が今、監督として苦しんでいるが、あえて優しい言葉をかけようとはしない。「2年連続最下位ってことは指導が悪いってことや。立浪は厳しくやっているのかもしれないけど、やっていることも間違っているんじゃないのか。そうじゃないと、この成績はおかしいやろ。ピッチャーが抑えると打たないし、点取ったら打たれるし、歯車が狂っている原因は必ずどこかにある。それをちゃんとしないと……」と手厳しい。

 正岡氏は「立浪の周りももっとしっかりしてくれないといかん。そして立浪はコーチを怒ればいい。友達同士の感じでは駄目だ」と声を大にした。星野監督時代の島野育夫ヘッドコーチのような存在が必要という。「チームで決まったことを島野さんはこういうふうにいくぞ、こういうふうにやるぞって説明していた。全員集めて言ったり、各担当に言ったり。それでいて選手に寄り添ったり、話したりね。そういうことができる人が立浪の周りにいないといかんのや」。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/5b671b2bf728abcd3d02039248676a42351a3c99


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