デーブ大久保「中田翔は肉離れをする可能性が高い選手。全力疾走が出来なくなってきて出番が減った」

巨人・中田翔の起用減をコーチとして見たデーブ大久保さん「中日は、かみ合うように」YouTube『デーブ大久保チャンネル』

　楽天元監督で、今季は巨人で打撃チーフコーチを務めた野球評論家のデーブ大久保さんが3日、YouTubeの「デーブ大久保チャンネル」を更新。前巨人・中田翔内野手（34）の中日入りが決まったことについて「中田翔にとっても、中日にとってもいいニュース」などと解説した。

　コーチとして見てきた中田について、大久保さんは「今年1年、われわれはホームランを期待する。なんなら一発でゲームを決めてほしいと思ってしまった」という。「それが肉離れをする可能性の高い選手で、全力疾走もできないとなってからはバントで送っても二塁でアウトになるんじゃないかなどと不安になる」と原辰徳監督ら首脳陣が悩み、出番が減ってきたと振り返った。

　中田は2軍落ちした後も原監督管轄の選手だったと明かし、負傷からの回復が長引いて1軍からの声がかからなかったことで「自分の出番がないということを感じたのでは。気がついてますよね、チャンスがないなと。FAじゃなくて契約してもらえないというリスクを背負って契約を破棄して中日に行った」と移籍の背景を分析した。

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