今中慎二「20本を打っている細川に次に求めるのは100打点。チャンスでもっと打てるように打席で工夫してほしい」

【今中慎二の目】最多安打を狙う中日・細川成也に辛口エール「打席で工夫してほしい」期待が高いからこそ要求も高く

　中日は川越の2号3ランで先制すると、高橋宏が8イニング1失点と好投し、連勝した。ネット裏で見守った本紙評論家の今中慎二さんは12勝目を飾った高橋宏について「よくは見えなかったが、負けた前回より修正できていた」と振り返った一方、注目したのが「4番・右翼」で出場し、4打数無安打だった細川成也外野手。最多安打のタイトル争いをしている中、「タイトルを取るために、打席で工夫してほしい」と辛口のエールを送った。

　細川はこの日で打率2割9分9厘と3割を切ったとはいえ、チーム唯一の全試合出場を続け、安打数では阪神・近本に3本差の2位で打率もリーグ2位（1位はヤクルト・サンタナの3割1分4厘）とタイトルを狙える位置にいる。「タイトルを取ってほしい」とエールを送る今中さんは「期待が高いからこそ要求も高くなる。20本を打っている細川に次に求めるのは100打点。チャンスでもっと打てるように打席で工夫してほしい」と期待を込めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dbe9d9a1a16438198d289fdf7dd115742b9f255b