中日ドラ1金丸「1年目から2桁勝利ができれば自然と新人王にもつながると思います」

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1: 名無しさん 2024/10/25(金) 09:47:00.24 ID:MYHwmIXQ0
中日1位・金丸夢斗、井上監督の「迎えに行きます!」に「待っています」と笑顔 「1年目から2桁勝利できれば新人王に」

 「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が 24日、東京都内で開かれ、中日は関大の金丸夢斗投手(21)を1位指名し、4球団競合の抽選で、井上一樹監督(53)が交渉権を獲得。アマチュア球界ナンバーワン左腕は名古屋で日本一の夢を追う。 

 夢がかなった。金丸夢斗にとって一生忘れることのできない出発点だ。この日の昼ご飯には「良いことが起こりますように」と出世魚であるブリ焼きをチョイス。迎えた緊張の時間。午後5時14分―。セ・リーグ4球団競合の末、運命の糸は竜と結合。くじを引き当てた井上監督からの「迎えに行きます!」の熱烈コールには「待っています」と笑顔で応えた。

 「一度目標にしたことは最後まで諦めずにやりきるところが長所。ドラフト1位で指名されることも目標。自信を持って、次のステージに上がりたいです」。プロの舞台に足を踏み入れ、次なる目標には竜での「日本一」を掲げた。

 名前は夢斗。由来は両親に一度聞いたことがある。「自分の夢に向かってひたむきに努力する」。プロ野球選手になる夢を与えてくれたのは父・雄一さん(48)。高校まで内野手としてプレーした父は、今年8月まで14年間にわたって春夏の甲子園で高校野球の審判を務めた。

 無名だった兵庫・神港橘高3年時。「父と甲子園の舞台に立つ」という夢はコロナ禍で消えたが、めげずにトレーニングに励んだ。自粛明けの6月の練習試合、雄一さんが球審として自身のボールを見た。甲子園で投げたレベルの高い投手と比べて「少しずつ近づいてきたんじゃないか」。うれしかった一言。大学でも野球を続ける自信になった。

 才能が開花した関大では2年時から活躍し、4年間の通算成績は49試合(先発25)で20勝(7完封)3敗、防御率0・83。239イニング2/3を投げて、312奪三振と“ドクターK”を誇った。「いろんな方々の支えがあっての今。父は夢を与えてくれた存在ですし、ともに歩んでた。これからの活躍が最大の恩返しになると思います」。大学ナンバーワン左腕としてプロの扉を開いた。

 竜最大の補強ポイントだった「先発左腕」に即戦力として期待が高まる。チームで来季以降の投手陣を見渡すと、4年連続で規定投球回を投げた小笠原は今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指す。長年先発陣を支えた大野は来年37歳、松葉も35歳を迎える。待望のピースとして加わった21歳の逸材は「即戦力を期待されての1位指名ですし、もちろん先発で勝負したい。1年目から2桁勝利ができれば、自然と新人王にもつながると思います」と見据えた。

https://www.chunichi.co.jp/article/976750

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