1: 名無し 2025/05/23(金) 20:10:00.72 ID:voDZt7pW9
5/23(金) 11:06配信 Number Web
https://news.yahoo.co.jp/articles/966f24df726c486a33ae233e44f3f23b18ba4f97
球団史上初の3年連続最下位……苦しんだ立浪ドラゴンズ。しかし、観客数は伸び続け、ついにあの黄金期=落合博満時代の水準になった。なぜ最下位でも観客が増えたのか? 名古屋で現地取材、大物アナウンサーに話を聞いた。【全2回の前編/後編も公開中】
◆◆◆
平日火曜13時、愛知の豊橋市民球場。16時の開場まで3時間もある。
4人組の女子高校生、青色の帽子を被った少年たち、ともに「OKABAYASHI」のユニフォームを着たカップル。総勢約60人の中日ファンが、選手を乗せたバスの到着を待っている。
「リチャード、びっくりしなかった?」
「ヤクルト小川って高校、成章なんだね」
思えばホテルで、豊橋駅近くのドトールで、タクシーを待つ路上で、耳に届く会話の9割以上が「野球」だった。
年に一度、中日の主催試合が豊橋で行われる。当然、観戦券は完売し、地方球場は1万2000人の客で埋め尽くされた。
「うかい、ストップ! 止まれ! そうそうそうそう」(初回、田中幹也の安打で二塁ランナー・鵜飼航丞が三塁で止まった場面)
「けんとー! 待ってたぞー!」(6回、地元出身のリリーフ・藤嶋健人が登板した場面)
老いも若きも、子連れの母も。我が子のプレーを見守るようにゲームを見つめていた。世で囁かれる野球人気低迷はどこ吹く風。豊橋市民球場には確かな熱があった。
最大のナゾ「3年連続最下位でなぜ観客増?」
ひとつのデータがある。NPBが毎年発表しているセ・リーグ公式戦の入場者数だ。昨季の中日の主催試合は合計233万9541人、1試合平均3万2951人。前年比107%。53年ぶりの日本一に輝いたシーズンの翌2008年以降、最多の観客数になった。そう、中日の試合を観戦する人が増えているのだ。
そこに謎がある。なぜ人気なのか。
中日は今、優勝候補に挙げられるような黄金期ではない。その逆だ。球団史上初の3年連続最下位――。暗黒期として記憶されるであろうチーム状況なのだ。
じつを言えば、中日の地元で試合を見ることにためらいもあった。熱烈なファンが球場に押し寄せて過激なヤジを飛ばしているのではないか。殺伐とした空気が充満しているのではないか。そう想像していた。だが、違った。
この現象はなぜ起きているのか。話を聞きたい人物がいた。CBCで中日応援番組『サンデードラゴンズ』の司会を昨年まで18年間つとめた名物アナウンサー、若狭敬一氏である。現在は夕方の情報番組「newsX」のメインキャスターで、東海地区で圧倒的な知名度をもつ大物だ。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
https://news.yahoo.co.jp/articles/966f24df726c486a33ae233e44f3f23b18ba4f97
球団史上初の3年連続最下位……苦しんだ立浪ドラゴンズ。しかし、観客数は伸び続け、ついにあの黄金期=落合博満時代の水準になった。なぜ最下位でも観客が増えたのか? 名古屋で現地取材、大物アナウンサーに話を聞いた。【全2回の前編/後編も公開中】
◆◆◆
平日火曜13時、愛知の豊橋市民球場。16時の開場まで3時間もある。
4人組の女子高校生、青色の帽子を被った少年たち、ともに「OKABAYASHI」のユニフォームを着たカップル。総勢約60人の中日ファンが、選手を乗せたバスの到着を待っている。
「リチャード、びっくりしなかった?」
「ヤクルト小川って高校、成章なんだね」
思えばホテルで、豊橋駅近くのドトールで、タクシーを待つ路上で、耳に届く会話の9割以上が「野球」だった。
年に一度、中日の主催試合が豊橋で行われる。当然、観戦券は完売し、地方球場は1万2000人の客で埋め尽くされた。
「うかい、ストップ! 止まれ! そうそうそうそう」(初回、田中幹也の安打で二塁ランナー・鵜飼航丞が三塁で止まった場面)
「けんとー! 待ってたぞー!」(6回、地元出身のリリーフ・藤嶋健人が登板した場面)
老いも若きも、子連れの母も。我が子のプレーを見守るようにゲームを見つめていた。世で囁かれる野球人気低迷はどこ吹く風。豊橋市民球場には確かな熱があった。
最大のナゾ「3年連続最下位でなぜ観客増?」
ひとつのデータがある。NPBが毎年発表しているセ・リーグ公式戦の入場者数だ。昨季の中日の主催試合は合計233万9541人、1試合平均3万2951人。前年比107%。53年ぶりの日本一に輝いたシーズンの翌2008年以降、最多の観客数になった。そう、中日の試合を観戦する人が増えているのだ。
そこに謎がある。なぜ人気なのか。
中日は今、優勝候補に挙げられるような黄金期ではない。その逆だ。球団史上初の3年連続最下位――。暗黒期として記憶されるであろうチーム状況なのだ。
じつを言えば、中日の地元で試合を見ることにためらいもあった。熱烈なファンが球場に押し寄せて過激なヤジを飛ばしているのではないか。殺伐とした空気が充満しているのではないか。そう想像していた。だが、違った。
この現象はなぜ起きているのか。話を聞きたい人物がいた。CBCで中日応援番組『サンデードラゴンズ』の司会を昨年まで18年間つとめた名物アナウンサー、若狭敬一氏である。現在は夕方の情報番組「newsX」のメインキャスターで、東海地区で圧倒的な知名度をもつ大物だ。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
続きを読む