SB工藤前監督、西村をかばう「あのボールをホームランにされるか…」

1死満塁で打席に入ったのは新外国人ガルビス。日本ハム7番手右腕の西村は初球に147キロの低め直球で1ストライクを奪った。続く2球目。西村は初球よりも低めにスプリットを投じたが、打席のガルビスはこれを見事にすくい上げ、右翼テラス席へ逆転満塁弾をたたき込んだ。そこまで6投手がスコアボードに「0」を並べ続けてきただけに、マウンドの西村は呆然。ただ、解説席の工藤前監督は「あのボールをホームランにされるか…見逃せばボール」と、打ったガルビスの技術の高さを強調し、西村をかばった。