劇勝を収めた日本ハムの投のヒーローは山崎福也投手だ。レギュラーシーズンでは全24試合に先発して10勝を挙げた左腕が、8回から救援登板。3イニングを無安打で零封する好投で、流れを引き寄せた。 「こういう展開で投げるのは初めて。ブルペンで変な汗をかくような感じはあったし、不安もあった。もう、必死で投げた」。不慣れなリリーフで、一球一球に集中した末の快投だった。 新庄監督にはしたたかな計算があった。「ロッテさんは、CSまでちょっと試合間隔が空いていた。空いた分、速い球に差し込まれるかなって。だから、先発は金村君でいった。金村君のボールを見せておいての山崎君で」。直球に力がある右の金村から、左の技巧派の山崎へ。打者の目先を狂わせようとの深慮遠謀だった。
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リリーフ山崎福也「ブルペンで変な汗をかくような感じ。もう、必死で投げた」
1 :名無しの大航海 00:00:00:00 ID:fightersmatome