上原浩治さん「先に動いていたDeNAが7回森敬斗は左に対しそのまま、チグハグな野球で流れ失う」

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559: 名無しさん 2024/10/20(日) 21:46:10.55 ID:Hd758L7W0
【上原浩治】先に動いていたDeNAが7回森敬斗は左に対しそのまま、チグハグな野球で流れ失う

 両チームともに打線の状態がいまひとつ。先発投手は巨人が山崎伊で、DeNAは浜口。山崎伊はシーズン終盤で調子を落とし、浜口は先発投手として今季は2勝しかしていない。投手戦になるか、打撃戦になるかはやってみないと分からなかったが、両投手ともに状態はよかった。こうなると、どちらが先に動いていくかが注目されるし、そこが試合の分岐点になると思っていた。

 先に動いたのはDeNAだった。5回表の攻撃で1死から戸柱がセンター前ヒットで出塁すると、9番の浜口に代打・フォードを送った。浜口の出来を考えると、送りバントでそのまま次のイニングを任せると思っていた。DeNAはCS7戦目で、中継ぎも疲れている。その裏の巨人の攻撃は7番から。もう1イニングは投げる余裕もありそうだった。

 結果はフォードはサードフライ。次打者の梶原もあっさりと初球を打ち、セカンドゴロ。嫌な流れになりそうな予感がしたが、リリーフの山崎が先頭打者の中山に決勝のホームランを浴びて均衡が破れた。

 この交代がどうだったのか、結果論で批評するつもりはない。最初からこの試合は動いて勝ちにいくと決めている場合もあるし、浜口は早いイニングで交代させるつもりだったのかもしれない。突如、崩れる傾向がある左腕だし、早めの交代をイメージしていたのなら、間違いとは言えない。

 しかし疑問だったのは7回表の攻撃だった。1死三塁から左打者の森敬を迎え、巨人は左の高梨をマウンドに送った。森敬は右投手に対し打率2割6分あるが、左投手は2割3分3厘。高梨は左打者の被打率が1割9分5厘に対し、右打者へは2割3分1厘。森敬はショートで交代しにくいだろうが、高梨は左の変則投手。今季は左投手から犠牲フライも打っていない。勝負をかけるなら代打を送った方が、得点する確率は上がっただろう。そのまま打席に立った森敬はショートゴロで、走者は本塁でタッチアウトになった。

 継投や代打を結果だけで批評するのは難しい。しかし気になるのは、その起用法に一貫性があるか、ないか。浜口に代えてフォードを送るなら攻撃重視で、チャンスを迎えたら森敬にも代打を送る。動くなら動き続ければいいし、我慢するなら我慢し続ける。そうでないと、なにかチグハグな野球をしているように見えてしまう。うまくいったならいいが、失敗したときは相手に流れがいってしまう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7b118790ee5185d4b581f074ac2952d74b25cb4d

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