逃げることなく新記録を打ち立てた。水谷瞬外野手(23)は初回に中前打を放ち3打数1安打。鍵を握った8回2死三塁で迎えた第4打席、初の申告敬遠で出塁すると、代走を送られ交流戦打率4割3分8厘が確定。交流戦首位打者に輝き、15年秋山(西武)の4割3分2厘を上回る、交流戦史上最高打率をマークした。 迷いもあった。
「僕が超えていいのかという気持ちもあった」。それでも「ここまで来たら取りたい。そこまでの立場でもないので、取れなくてもともとという気持ちでやってこられた」と振り返った。だから、第4打席に凡退していれば記録を下回ることも「全然知らなかった」。無欲の新記録を「一つ名前が残るところに立てたというのは素直にうれしい」とかみ締めた。
続きを読む
「僕が超えていいのかという気持ちもあった」。それでも「ここまで来たら取りたい。そこまでの立場でもないので、取れなくてもともとという気持ちでやってこられた」と振り返った。だから、第4打席に凡退していれば記録を下回ることも「全然知らなかった」。無欲の新記録を「一つ名前が残るところに立てたというのは素直にうれしい」とかみ締めた。