球界大物OB「阪神優勝の要因?巨人が弱いからだ」

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1: 名無しさん 2023/09/22(金) 14:03:29.18 ID:JhZp+9mE0
阪神優勝の要因? 巨人が弱いからだ/廣岡達朗コラム

 阪神がリーグ優勝を果たした。私は今年の阪神を1位に予想していたが、そのとおりの結果になった。

 18年ぶりに勝ったということで世間は大騒ぎしているが、その本質を分かっていない。阪神の勝因を挙げる前に、なぜこういう結果になったかと考えるべきだ。それは巨人や他球団が弱いからだ。その中で阪神は一番まともな野球をやったに過ぎない。

 投手陣はどんなに優秀でも、年を取れば若いころと同じ球を投げられなくなる。自然の法則を忘れてはいけない。実績と名前のある投手でも力が落ちてくれば引導を渡す。一見冷徹に思える決断も覚悟を持って下せば、監督の姿勢を見た若い選手が発奮して育つのだ。

 こういう発想が巨人にはない。巨人の野手は来年、1つずつ年齢を重ねる。逆に若い選手ばかりの投手陣が底上げされたら、投打のチーム構成がアンバランスになってしまう。

 巨人が弱いのはもう一つ、投手を育てるのは捕手なのに、今の捕手が良いかどうかが原辰徳監督は分かっていないことだ。打てば本塁打になる捕手を使っているに過ぎない。

 打順は四番以外、日替わり。守備も固定しない。岡本和真を試合途中に三塁から一塁に回したり、秋広優人も外野と一塁の兼用。これで選手が成長するのか。阪神とは真逆のことをやってきた結果が、これである。

 一方の広島は、優勝は逃したが、これでいいのだ。コーチ経験もない監督で勝ったらプロ野球はサマにならない。新井貴浩監督は勉強を重ねて2年目、3年目と徐々に監督らしい監督になっていけばいいのだ。

 ガッカリしたのは立浪和義監督だ。中日の戦力は悪くないのだ。ただ、誰が打線の柱なのか分からない。移籍してきた選手にクリーンアップを打たせてどうするのだ。キャリアがあって、にらみを利かせることでナインの背筋がピンと伸びるような選手が四番に座らなければ勝てない。

 とにかく岡田監督は苦労して勝った。それがクライマックスシリーズで負けたらどうするのか。コミッショナーは考えるべきだ。

 今の日本は上っ面だけアメリカのマネをする。向こうは必要だからPSをやる。日本は損か得かだけ。そこを真剣に考える時期に来ている。

●廣岡達朗(ひろおか・たつろう)

https://news.yahoo.co.jp/articles/21c24658c2ce19cb3b13c96c4b7811737a36e276

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