大谷翔平の移籍に“兄貴”トラウトが続ける沈黙…「トラウタニ」解体でエンゼルスはどこへ向かう? トラウトが記者に明かしていた「相棒への思い」
もっとも、気になるのはマイク・トラウト外野手(32)だ。大谷がド軍へ移籍して以降、公にはコメントを残していない。11月16日に大谷が史上初となる2度目の満票MVPを獲得した際は、X(旧ツイッター)で「誇らしく思うよ、ブラザー!」と祝福のメッセージを送っていた。
今季開幕前から、シーズン後にFAとなる大谷の残留を熱望。「最終的には、彼の判断だから」と、本人の意思を尊重しながら、オフには説得へ乗り出す姿勢も示していた。1年目から兄貴分として引っ張り、時に気遣い、互いに切磋琢磨してきた。プライベートな会話として、既に両者の間で連絡をとっているのかもしれないが、チームの中軸として6年間ともに戦ってきた相棒が移籍。寂しさを感じないはずがない。
大谷がトラウトを慕い、いち野球選手としてリスペクトしていたことは言うまでもない。今季は3月のWBC日米決戦で激突し、トラウトを空振り三振に打ち取って世界一を決めたシーンは、今後も長く語り継がれる名場面だ。チームに戻り、「このチームで勝ちたい」と言っていた大谷にとって、米国代表のライバルだったトラウトと、今度は同じチームで世界一の目標を成し遂げたいという気持ちは強かっただろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d89ce89a8025b9f7167f635ab0137ef89ed8637
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