札幌ドーム、2.5億円で命名権販売が波紋…「最後の悪あがき」「そんなに価値無い」 市民からは「事実上の税金の無駄使い」

20230305-00000051-kyodonews-000-39-view (1)

1: 名無しさん 2024/01/23(火) 20:18:06.10 ID:S/6ixCbV9
札幌ドーム、2.5億円で命名権販売が波紋…「上から目線・強気」の各種条件

 株式会社札幌ドームは1月9日、命名権(ネーミングライツ)を販売すると発表した。プロ野球・北海道日本ハムファイターズが昨年度シーズンから本拠地をエスコンフィールドHOKKAIDO(北海道)に移したことで、2024年3月期の純損益が2億9400万円の赤字予想からさらに膨らむ見通しとなるなど苦境に陥っている札幌ドームだけに、なんとしても新たな収入源を確保したいところだろう。だが、札幌ドームが命名権販売にあたり提示した条件が、あまりに「上から目線」で「強気」だとの声も出ている。

 札幌ドーム命名権協賛企業の募集要項によると、ドーム側が希望する額は1年で2億5000万円以上、希望期間は2~4年。主な希望事項として以下を設定している。

(1)愛称に「ドーム」を含めること
(2)愛称は、公の施設にふさわしいものとし、施設の設置目的がイメージできること(3)親しみやすさや呼びやすさなど、市民および施設利用者の理解が得られる愛称とすること

 2月29日まで募集し、4月頃から新たな名称を使い始めたい考えだ。ただ、札幌ドーム側が希望している2億5000万円という金額については「高すぎる」などと冷ややかな声が聞こえてくる。

 1月9日付け中日スポーツ記事『経営ピンチの札幌ドーム、半額値下げでの命名権公募も…ネット上では「負のレガシー」「見通し甘すぎ」』は、札幌ドームの23年度の赤字見込みが3億円近くだと報道。X(旧Twitter)上では「いまさら札幌ドームのネーミングライツとか持ちたい人居るんだろうか…」「そんなに価値無いだろ」などと厳しい意見が出ていると書かれている。また、1月17日付「AERAdot.」記事『札幌ドーム「2.5億円の命名権」は高すぎ、買い手はいるの? 今回の動きに“悪あがき”の声』は、関係者の話として「ネーミングライツ導入は良いアイデアだが希望金額は現実的ではない。企業広告の打ち方に関しては見直しが進んでいるが、通常の広告看板掲示と近い形のネーミングライツに対しての適正価格とは思えない。ドーム運営側は世間知らずと言われても仕方ない」という見方を紹介。将来における赤字がもっと膨らむとし、「最後の悪あがき」として今回の募集に至った可能性があるとしている。

 実は札幌ドームが命名権協賛企業を募集したのは今回が初めてではない。2011年に年5億円以上、5年間以上という希望を提示し、「札幌ドーム」の言葉を分割せずに含めることなどを条件に募集したものの、条件で折り合う企業は出ず、販売には至らなかった。

 札幌ドーム側は本稿記者の取材に対し、「(今回のネーミングライツの販売は)広告収入の増加策の1つとして行うことになった」と回答。金額についてはコンサルティング会社のニールセンが算出したものだという。なお、締切までに希望者が現れなかった場合は「いったん募集を締め切ったうえで再募集をかける」とした。

https://biz-journal.jp/2024/01/post_369696.html

続きを読む