阪神・岡田監督「キャッチャー何しとんや、オマエ」ドラフト6位・津田淳哉の配球に語気強める
阪神は終盤の反撃も及ばず、オープン戦は開幕から9連敗を喫した。29日からの開幕カード(東京ドーム)で対戦する巨人に”ブルペンデー”で対したが、球団ワーストをさらに更新。昨年の日本一記念「チャンピオンリング」が粟井球団社長から中野選手会長に贈呈された中、黒星街道から抜け出せず、オープン戦3試合目の西武がこの日勝ったことで、オープン戦は12球団で単独最下位となった。
チケットは完売して観衆は4万1129人。球場関係者が「オープン戦なので記録は残っていませんが、完売は聞いたことがありません」と驚く異例の「大入り」のなか、岡田彰布監督(66)にとっては思わぬ収穫もあれば、ボヤキ節も出る始末だった。
「なんで武器のカーブを使えへんの。最後に言うたんや、だから。武器はカーブやのにな。キャッチャー何しとんや、オマエ。1球ボールになったらもう使わへん。だからアカンねん」
語気を強めたのは7回に登板したドラフト6位右腕、津田淳哉投手(大阪経済大)の配球についてだ。捕手は8年目の長坂拳弥。2死一塁から泉口に対して、初球カーブが高めに外れたあと、真っすぐを続けて右前打とされた。さらに秋広にはフォークがボールとなったあと、今度も真っすぐで左前にタイムリーヒットを許した。
津田が得意とするカーブを効果的に使い切れずに浴びた痛打。岡田監督は中堅捕手のリードにオカンムリだ。
「あのクラスはゲームに入るときから巨人のバッターなんか分かってるはずやからな。ましてやスコアラーも(ベンチに)入っとんのに。もうちょっと準備せなアカンと思うで、オレは。パ・リーグの分からん選手やったら、投手の一番ええ球…。ええ球がカーブなのに、なんでカーブを投げへんのや。投手の良い球を引き出してやらなアカンのやからな。ボールになるときもあるやんか。それで消してしもうたらアカンわな」
https://news.yahoo.co.jp/articles/780a7f9312a1a3192c51f4309e7ccb268ba9a318
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