巨人大物OB「立浪は引っ掻き回しただけ。新庄の方が圧倒的に上」

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11: 名無しさん 2024/11/06(水) 11:00:38.59 ID:WrZiya+Kd
なぜ立浪監督の中日は失速し、新庄監督の日本ハムは躍進したのか? 広岡達朗は「野球観の差」と一刀両断

「立浪に関しては、正直、失望したよ。ショートというポジションは内野の要であり、監督業にも適していると思っていたが、例外もあるものだ。まあ、与田(剛)が監督の時から中核になった選手がひとりもおらず、世代交代の真っ只中で仕方ない部分はあったにせよ、固定化されない日替わり打線ではチームが強くなるはずがない。

 就任会見で『打つほうはなんとかします』と言っていたから期待して見ていたが、何も変わってない。いたずらにチームを引っかき回した感じだ。なによりチームがこんな状態であるにもかかわらず、なまじ客が入っているから、フロントは努力をせんのだろうな」

 中日の今シーズン主催の71試合(バンテリンドーム69試合、岐阜、豊橋2試合)で233万9541人と、前年度より観客動員数は11%増となった。ちなみに、230万人を超すのは2008年以来だという。

 パ・リーグ断トツの最下位に終わった西武にしても、前年度より観客動員は上回っており、かつてのように贔屓(ひいき)のファンを応援しに行くというよりは、飲食が充実しているボールパークへ遊びに行くという感覚が高まってきているのかもしれない。

 その一方で、新庄のことは就任当初から「あれはバカをやっているようで、そうじゃない。きちんと考えているぞ」と評価していた。

 立浪との最大の違いは、現役時代に起因する。当時、阪神のスター選手だった新庄は、2000年オフに年俸20万ドル(当時、約2200万円)というメジャー選手の最低保証額の提示を受けながらサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍し、3年目はシーズン半ばでマイナー契約を結び、3Aで過ごしている。

「新庄はあのまま阪神にいたら、スター選手として年俸も何億円という金額をもらえたが、それを蹴ってメジャー挑戦を選んだ。しかも破格の契約金をもらって、専属通訳をつけたわけでもない。3年目にマイナー契約をしてまで3Aでプレーしたというのは、マイナーリーグを勉強したいという表れ。そういった姿勢が、監督業で生きている。

 日本ハムの監督に就任して最初のキャンプで、中継プレーを徹底していた点はさすがだと思った。戦力が乏しいチームを立て直すには、まずディフェンスから。新庄はパフォーマンスばかりが注目されているが、ああ見えてきちんと根回ししているからな」

「新庄は大谷翔平(現ロサンゼルス・ドジャース)や近藤健介(現ソフトバンク)といった主力が抜けたが、一軍半以下の選手に満遍なくチャンスを与え、『これぞ!』と思った選手は我慢して使い続けた。清宮幸太郎にしても、時には突き放しながらも二軍で鍛え直させ、今シーズン後半はようやく覚醒し、規定打席には足りなかったが、打率3割をマークしたことは大いに自信となったはずだ。

 はっきり言って、選手としてのキャリアは立浪のほうが上かも知れんが、感性という部分では新庄のほうが圧倒的に上だ。その差が、3年目の成績に表れたということだ。新庄は現状を鑑みて、どういうチームをつくるべきかしっかりビジョンを描きチームづくりに勤しんだ。かたや立浪は、バンテリンドームという広い球場を駆使した野球をすればよかったのに、得点力不足という周囲の声に惑わされ、大砲にこだわった。別に大砲にこだわってもいいが、石川昂弥や鵜飼航丞をどうして育てきれんのだ。大局でモノを見られるかが監督の役割であり、使命でもあるのだ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/dc7f5e37da526a7f3c3a5ead4ac209d2bb25fef8?page=3

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