大谷の55号HR球をキャッチした男性、手すりに頭頂部をぶつけて出血

マリナーズ―ドジャース（28日、シアトル）米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手（31）がレギュラーシーズン最終戦に「1番・DH」で出場し、七回にバックスクリーン左で、自身が持つ日本選手最多記録を更新する55号本塁打を放った。  中堅左のエリアで本塁打球をキャッチしたのはシアトル近郊のワシントン州スノホミッシュの出身のトリー・ジェリニックさん（36）。大興奮の様子で「正直言うとこれがショウヘイの55号だとは知らなかった。本当にクールな体験になった。きょうは「カル（・ローリー）の（ア・リーグ新記録となる）63号をキャッチしにきたんだ（笑）。まさかショウヘイの55号をキャッチするなんて、自分には想像もできない最高のチャンスだった。本当に感謝しているし、めちゃくちゃうれしい」と物心ついたときから30年近くマリナーズを応援しているファンでさえ、大谷の本塁打球に感激していた。