那須川天心、会場の大ブーイングに「え？何で？って。優しくしてよって。俺嫌われてるんですかね？」

那須川天心、試合中のブーイングに「嫌われてるんですかね？」

　ＷＢＣ世界バンタム級１位・那須川天心（２７）＝帝拳＝は、王座決定戦で同級２位・井上拓真（２９）＝大橋＝に敗れた。プロボクシングで８戦目、キックボクシング時代から通算５５戦目で初黒星。試合中にはブーイングも浴び、試合後の会見では「嫌われてるんですかね？」と笑いを誘った。

　７回に右のグラブで相手を押したとしてレフェリーから注意を受けた。天心の腕が当たり、拓真がスリップしてブーイングが起きた。その場面について、天心は「故意ではないし、格闘技のクセで腕が（前に）出ちゃったりする」と説明。「いやぁ、もっと優しくしてよと思いましたけどね。あんなにブーッてすることないじゃんって思いました。（ブーイングは）初めてですね。日本ってブーイングあんまりないじゃないですか。嫌われてるんですかね？」と笑いもまじえて振り返っていた。

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