桑田「DH制に反対。投手は実際打席に立って気付くことがたくさんある。僕はマイナスだと思います」

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1: 名無しさん 2025/12/22(月) 12:38:03.21 ID:Hce0/dLo0
桑田真澄氏、DH制導入に反対のワケ 投手専念は「マイナス」…危惧した“無責任”投球

 元巨人のエースが、指名打者(DH)制に反対の姿勢を示した。ライブリッツ株式会社が主催する「デジタル野球教室」が21日、東京都稲城市のジャイアンツタウンスタジアムで行われ、今季まで巨人2軍監督を務め、来季からオイシックスのチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)に就任する桑田真澄氏がスペシャルコーチとして参加。硬式野球クラブに所属する中学生30人にさまざまな助言を送った。

 イベント終了後の囲み取材。野球界の話題の最中、個人的な意見として自ら「DH、僕は反対ですね」と切り出した。「僕も打席に立って、気づきがあったんです。内角に投げられたあとに外角に投げられたら、あんなに遠くに見えるのかとか、外の変化球の後に内に直球がきたらこんな速く感じるのかとか、そういう学びが投手になくなるのは、僕はマイナスだと思います」。

 PL学園時代は甲子園で通算20勝を挙げるとともに6本塁打を記録。プロでも代打で安打をマークするなど通算打率.216、7本塁打と投手とは思えない成績を残した。プロの投手としては決して大きいと言えない身長174センチの体で、投げるだけでなく打席でも見せていた存在感。走攻守に躍動した経験をもとに、打席での学びの大切さを強調した。

 プロ野球はすでにパ・リーグがDH制を導入しており、2027年からはセ・リーグでの導入も決まっている。東京六大学リーグも来春のリーグ戦から、高校野球も来春の選抜甲子園大会から導入が決まっており、打撃特化型の選手を生かすDH制の採用は、野球界の流れとなっている。

 桑田氏はもう1つ反対の理由を挙げた。「投手が無責任になると思うんですよ。打者に当てたって、(DH制だと)当て返されることはない。どんどん打者に対して無責任な投球をすると思います」。現役時代の打席を思い返しながら「故意に当てるとかは当然ない」と強調するも、死球を与えると報復につながるケースもあるだけに「『ここは絶対に当てちゃいけない』と集中して内角に投げていました」と振り返った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b584c952c3c370489482c86b25b1739da1b43de8

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