カテゴリー: ビッグボス・新庄監督

　新庄ビッグボスは撮影後にインタビューに応じ「今回の監督契約は１年ですが、目標は３年ですね。３年やると色んな夢が変わっていくと思うので」と発言した。 　「理想は、監督３年目の時に、プロ野球選手を引退した時のように日本一になって終えることですね。その後にＧＭ兼少し監督といった新しいプロ野球の形やルールを作っていきたいと思っています」。３年計画でチームを作り上げて、頂点まで導く青写真を描き、その先も野球界に貢献する思いだ。
 

打撃戦の末に２連敗を喫した日本ハム・新庄剛志監督は試合後「本日ｎｏｔｈｉｎｇ（ナッシング）」と取材には応じなかった。

「この９回の２点はデカいですよ。２アウトから？いやこれ、１点取ったら成長だねって話しをしていて、２点。これは素晴らしい。勝ちに等しいぐらい。石井くんもそうだけど、四球でランナーたまって返して、うれしかった」

「ポンセくんはまだね。初めての登板で、日本のマウンドとかも慣れてないだろし、今日だけじゃ判断できない。もう少しテンポが欲しかったかな。まあキャッチャーとの呼吸もね、分からないだろうし、これからでしょう」
 

新庄監督は「この間の（17日ロッテ戦の）万波君のケースがあったから。全然合ってない三振をしていて、ああいう結果（決勝の先制3号ソロ）が出たから。ああいう若い子には結果を出して自信が出て、自信をつけさせて育てていく。右（投手）だったら清宮君も育てていかないといけないし、（西口続投なら）清宮君だった。（松井に）代わったから（今川）行け、と」。

日本ハム新庄剛志監督（50）が7回まで打線が3安打無得点に封じ込められた楽天岸孝之投手（37）を絶賛した。「岸君は、いいっすねぇ。こっち（一塁側ベンチ）から見てても、アウトコースいっぱいの低めの『えー』っていうボール（がストライク）。いいとこに投げるわぁ」と感嘆した。

難敵・田中将から奪った2点を守り切っての勝利。二塁にアルカンタラではなく石井を起用し、その石井が美技を連発するなど采配もさえた。「やりたかったことはこれ。勝ち続けたら何も言われない。負け続けるとめちゃくちゃ言われる。そういう世界」。理想の野球で勝ち星を重ね、ビッグボスは冗舌だった。