カテゴリー: ビッグボス・新庄監督

　試合後、新庄監督が石井一成内野手の途中交代に言及。三回無死二、三塁で見逃し三振に倒れた後、その裏の守備からベンチへ退いており「あれは当てないとあかん。あれは何とかしないといかん。見逃し三振はダメ」と苦言を呈した。  　

石井はこの日、２番・二塁で出場し、第１打席は右飛。三回は石井が三振に倒れた後、レイエスと田宮の適時打で一挙５点を奪ったが、新庄監督は石井に代えて山県を入れた。  　「自信を持って送り出して、『さあ、打ちなさい』って送り出してるのに。あれは、すぐに山県くんに代えようと思って。何とかしてほしかった」。

やり玉にあがったのは先発の山崎だった。序盤のリードを守れず、３イニング０／３３失点で今季５敗目。２点を先制した直後の３回１死二塁で渡部聖に投げた変化球が浮いて同点弾とされたが、「腕を振れないチェンジアップ、もうやめてほしいな。打者からしたらすごい打ちやすい球だから」と駄目出し。２軍鎌ケ谷行きを決め、「走り込みを中心にして、真っすぐとスライダーの切れを鍛え直してほしい」と命じた。  　これだけではない。４回、先頭のネビンが放った左翼フェンス直撃の打球を捕れずに二塁打とした矢沢についても「あれはもう下手くそですね、正直。フェンスどうこうの問題じゃない。もうそろそろレベルを上げてもらわないと」とバッサリ。この２連戦では守備のミスが目立ったが、「ミスじゃなくて、実力ですよ。ライオンズさんの方が上。それだけです」と猛省を促した。