カテゴリー: ビッグボス・新庄監督

「彼たち（INI）がたくさんファンを集めてくれて、野球ってどんなものか、残って見てくれて。今日は面白かったと思うんですよね、みんな帰らなかったし。野球って面白いんだって思ってもらうきっかけにもなったと思う。負けはしたけど、楽しいゲームをみんなに見せられて本当にうれしいなって思っていました」

ビッグボスは「試合全体の流れを見てないから、あの場面だけでは判断できないですけど」と前置きした上で「映像で見る限り、苦笑いをして『嘘やん』って言ったような感じには見えましたね。けど、俺の考えは…。今はアンパイアの方たちが野球を早く進行させようとしてる中、あそこの場面で近寄る方が時間の無駄になるだろうし。例えば終わった後にキャッチャーとか監督に『あの行為はないよ』っていうことをイニングの合間に言うとかね。ガーっていくような…。その場面しか見てないから。あそこまでする必要はあるのかなとは思いましたね」と白井球審の行動に疑問を呈した。

さらに「実績のある審判なんでしょう。自信を持ってやっている。それも分かりますよ。分かりますけど、あの場面は、あれだけ注目されている選手だからこそ、（審判が）こらえて、あとでイニングの合間に言ってあげるのが一番ベストじゃなかったのかな。何年か後はたぶん、アンパイアもいなくなるんじゃないかな。ＡＩじゃないけど、そういう風になってくる可能性はある。もっともっと問題が大きくなっていったらね。絶対はアンパイアでしょ。アンパイアがいないことには成立しないスポーツなので。どっちが悪いこともないかな」と近未来の球界のＡＩ化を予言した。

日本ハムが今季最多１１失点で２連敗。２カード連続負け越しを喫した。  　先発・杉浦は２回まで無失点だったが、３回に先制２ランを被弾した。２番手・河野は２回６失点。西村、北山も失点し、“投壊”となった。  　試合後、新庄ビッグボスは広報を通じて「今日は日曜日。せっかく球場に来てくれたファンにつまらない試合を見せてしまった。次は楽しい試合を見せられるようにします」とコメントした。
 

本拠地で一方的に敗れたビッグボスは試合後、球団にコメントを託した。「今日は日曜日。せっかく球場に来てくれたファンにつまらない試合を見せてしまった」。五回までに８失点と大敗ムードが漂った試合を悔やんだ。  　打線は新庄監督が「今日は外国人、レイ（ヌニエス）とメンディ（アルカンタラ）が何か仕掛けてくれそうな」と予言した通り、アルカンタラが左右打席で２発。１０安打を放つなど、しぶとさは見せた。「次は楽しい試合を見せられるようにします」と、リベンジを誓った。

目には目を――と言わんばかりの采配だった。三森の３ランなどで４点を奪って逆転した２回の攻撃。反撃のスイッチは、ベンチから出されたサインだった。先頭・上林が四球で出塁。続く柳町は初球を中堅へ弾き返してエンドランを完璧に決めてみせた。その後、一死一、三塁から今宮の右前打で同点。一連のシーンを藤本博史監督（５８）は試合後〝してやったり〟の顔でこう振り返った。「いいところマネさせてもらいました」。