カテゴリー: ビッグボス・新庄監督

日本ハム・新庄監督が９日、五十幡を遊撃で起用する夢プランを掲げた。今オフは本職の中堅に加えて遊撃の練習にも取り組んでいる。

 日本ハムの新庄剛志監督（５１）が７日、本拠地・エスコンフィールドで行っている秋季キャンプで紅白戦を実施するプランを明かした。   「（キャンプ初日から）ずっと守備練習ばかりさせてきた。１１日はたくさんのファンが来てくれるので、ピッチャーに調整をしてもらって、紅白戦を皆に見せたい。イニングとしては３回。バッターは１人１打席。これだけ練習してきた守備を、実戦の打球でどれぐらいい感じで捕れるか見たい。本当にシーズン中の試合のように音楽も流すし、ビジョンも映して試合のようにやります。紅白戦の始球式をアプリで応募してもらって、始球式をやってもらいたい。あとはキャンプの最後、手締めの輪の中に２０人？ ３０人？ それもアプリで応募してもらって、輪の中で一緒に参加してもらいたいと思います」

この日は練習後に新庄監督によるプレゼント企画が行われ、抽選で選ばれた１４人がゲームに挑戦した。新庄監督はロングコートを着てグラウンドに登場。「ドルチェ＆ガッバーナ」のもので「確か、定かではないけど１２０万円くらい」と説明。さらにモンクレーのスニーカー、サングラス、グローブ、ニット帽の私物５点セットが、ゲームの勝者に渡された。   次回のプレゼント企画は１１日に開催。新庄監督は「２万人の来場を目指したい」と話していた。

日本ハムの秋季キャンプ３日目の３日、エスコンフィールドにファンら１万２５００人が詰めかけた。   キャンプでは異例の多さに、新庄剛志監督は「びっくりした。こんなに入ると思わなかった」と満面の笑み。約４時間の練習は全て守備メニューで、失策にはため息、好プレーには大きな拍手が自然と起こった。   「エラーは減ってますね。やっぱり恥ずかしいから」と新庄監督。「何かしたいね～。試合を見せたいけど、投手（の調整）がね。ちょっと考えます」。大勢のファンを喜ばせるべく、実戦形式のメニューを急きょ組み込むことも検討するようだ。

新庄監督が熱戦が続く日本シリーズについて言及した。古巣阪神を応援しているかと問われると、数秒間沈黙。その後で「次、オリックスに勝ってほしいかなあ。やっぱり最後の最後で延長戦ぐらいまでやってもらって、日本中を沸かせるような」とがっぷり四つの戦いによる盛り上がりを期待した。

―外国人は、日本での経験があった方が

「ある方が良いですよね。もちろん。だって今、当たりがいないじゃないですか。経験ある外国人の方が。タイガース時代、何勝ぐらいしているんでしたっけ？ ７、８勝していますかね」

日本ハム新庄剛志監督がソフトバンクを戦力外になったガンケルに興味を示した。   他球団を戦力外になった選手について「はっきり知らない」と前置きした上で「ガンケルとか、どうなのかな。向こう（米国）でやるのかな」と気にしつつ「工夫したらうまくいきそうな気もしますけど。阪神時代は内野ゴロを打たせる、いい投手だなって見ていた」と話した。