カテゴリー: ビッグボス・新庄監督

仮に新庄監督が今シーズンで退任となった場合、「後任の最有力候補は、ゼネラルマネージャー（GM）である稲葉篤紀氏との見方が強い」（スポーツ紙デスク）が、もう一つ残された“ウルトラC”があるという。  「栗山英樹氏のカムバックです。WBCでの優勝後、自宅のある北海道栗山町でセレモニーが行なわれましたが、多くの町民が集まって祝福していた。3月30日の開幕戦のファーストピッチセレモニーで、彼が急遽登板した際も、観客は大声援を送っていました。今さらですが新庄監督を超える人気ぶりです。栗山監督はまだ球団に“プロフェッサー”の肩書きで在籍しており、可能性は十分あるでしょう」

前日6日はロッテ佐々木朗の前に6回1安打無得点。この日はオリックス宮城を相手に1～4番に右打者を並べたが、6回1安打無得点と、ねじ伏せられた。新庄監督は「意外と左（打者）に投げづらそうだった。そりゃあ、分からん。試合前から」

＜オリックス4－2日本ハム＞
◇7日◇京セラドーム大阪  日本ハムは2日連続で“若侍”を攻略できずに5連敗。  前日6日はロッテ佐々木朗の前に6回1安打無得点。この日はオリックス宮城を相手に1～4番に右打者を並べたが、6回1安打無得点と、ねじ伏せられた。新庄監督は「意外と左（打者）に投げづらそうだった。そりゃあ、分からん。試合前から」とし「待とう。待とう。待つしかない。これは」と、打線の覚醒を祈った。

開幕直前に「開幕20試合は全勝する」とハナ息の荒かった新庄剛志監督（51）もさすがに堪えたのかどうか、この日は試合後の会見を拒否。広報を通じて、「僕が信頼して出している選手たちが経験を積み、結果を出してくれるのを待つ」とコメントするのが精いっぱいだった。

日本ハムがまた負けた。   とにかく打てない。開幕5試合で計11得点。そのうち3試合は1点しか取っていない。昨季のチーム総得点463はリーグワースト。課題の得点力不足はいまだ解消されないままだ。   新庄剛志監督（51）は開幕直前にこんなことを言っていた。  「開幕から20試合すべて勝つつもりで。精神的にはキツいが、何とか乗り越えたら勢いに乗っていく。期待しておいてください。必ずやります」