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日本ハム・新庄監督が来季契約について言及「俺という人間は俺も分からんから」

かねて新庄監督は今季を成長の年と位置づけてきたが、指揮官自身は1年契約のスタンスは変わらない。「球団からね、“来年もお願いします”と言われても。残り試合、もしかして成長できないかな、と思ったら分からないかもしれないですね。これはね、俺という人間は俺も分からんから。いきなり、ばっと（ユニホームを脱ぐポーズから）“後は頼んだ！”になるかもしれないですね」と話した。

新庄監督　Ｖ逸に「優勝は目指せなかった」来季契約にも言及「俺も分からんから」

　試合後、新庄監督は取材対応。前日、優勝の可能性がなくなったことについて、「（やることは）変わらない。シーズン変わってないじゃないですか」ときっぱり。就任会見で「優勝なんか一切目指さない」と語ったが、言葉通り「いいところに行ったらさあ狙おう。今年に関しては皆が経験を積んで成長する。優勝を目指さないじゃなくて、目指せなかった」と振り返った。  　ただ、清宮や万波、吉田輝ら若手には多く経験を積ませている。今後に視線を向け、「目指すためには今年はファンの方たちには申し訳ないけど、俺たちはぶれずにこれをやる。この成績はね、仕方ないっちゃ仕方ない。でも、経験は積ませたんでね、今年。皆にとってプラスになるだろうし、この経験を自分で考えてどうやって来年ね、つかむかどうか。今年ものすごく勉強させたんで」とうなずいた。

プロ野球北海道日本ハムは3日、東北楽天21回戦（楽天生命パーク宮城）で4―5で延長十回サヨナラ負けし、6年ぶりのパ・リーグ優勝の可能性が消滅した。球団は、新庄剛志監督（50）を来季も続投させる方針で、シーズン終了後に正式に要請する見通し。新庄監督も前向きとみられる。

Ｖ逸確定の新庄Ｂボス「今日はコメントなし」連続申告敬遠からまさかの押し出し四球

日本ハムがサヨナラ負けで、優勝の可能性が完全に消滅した。Ｖ逸は６年連続。試合後、新庄監督の取材対応はなく、広報を通じて「今日はコメントなし」と落胆の色をにじませた。

首位打者争いでトップを独走する日本ハムの松本剛外野手が6回、左前適時打を放った直後に代走を送られ、ベンチへ退いた。新庄剛志監督は試合後、松本剛のベースランニングでやや異変を察知し、大事を取って交代したと語った。  　

「打球は二塁打コースだったが、一塁の手前でちょっとおかしい動きをした。痛めたんじゃなくて、違和感が出たと思った。OKは出してきたけど、こっちの判断で代えた」とビッグボス。松本剛は左膝骨折から8月半ばに復帰した。病院には行かず、様子を見るという。

－打順固定に向けては  　

できないっすね。オレの悪い所は、先発メンバーじゃない選手を使ってあげたいっていう優しさがあるから、そのへんは良くないなあとは自分では思うけど。こういう状況だから、何とかグラウンドで3試合に1回とか。2試合目くらいでベンチに座っている選手に「明日行くよ」って声を掛けていました。  　

－それが木村や谷内  　

そうそうそう。明日行くよって。で打ってくれたらまた明日も行くよって。打ったらベンチにいる選手って納得するし。今年はね。今年に関してはね。選手としては有り難い。オレたちの時代はそういうのなかったから。1シーズン固定でケガしたら代わるくらいで、頼む、ケガしてくれっていう感じに控えの選手は思っていたから。オレはなったことないけど。それでモノにしてほしいって言う気持ちで使っているけど、なかなかモノにできていない選手は歯がゆいし。自分たちも歯がゆいだろうし。優しさは今年だけなんで。

日本ハム・新庄Ｂボス、勝ち越し暴投時の清宮の走塁絶賛「ビックリしたわ。お前やるやんって」

試合後、新庄剛志ビッグボスは、勝ち越しとなった七回の相手の暴投の場面を振り返り、三塁ランナーの清宮の走塁を絶賛。「あれはよかった。めちゃくちゃよかった。見づらいと思うんですよ、角度的に。たまにすごい走塁ミスするけど、今日は“お前なかなかやるやん”って、ビックリしたわ。たぶんコーチャーはストップっていったと思う。あの１点はめちゃくちゃでかい」と、絶賛した。