カテゴリー: 中田翔

前夜は名古屋市内の「鉄板居酒屋スリーバント」で、好物の「骨なし手羽先」をほおばった。店のオーナーが親交のある柳を内緒で呼び、サプライズ対面。一通りあいさつを終えると、中田が「勝ちたい？」と唐突に問うた。柳は「どうしても勝ちたいです」と即答し、そこから約2時間、どうしたら巻き返せるか意見を交換した。「わざわざ会いに来てくれた。そういうところが彼の男らしいところ。一気に好きになりました。優勝したいという気持ちも感じたし良い時間だった」

ただし、提示額は１億円未満。中日との差は歴然で、セ・リーグにはないＤＨ制という売りはあってもさすがに勝負にならず。親会社の業績不振もあり、石井ＳＤは「予算が限られて思うように補強できない…」と周囲に嘆いていたという。

―単身赴任じゃないのか。

「単身のつもりだったんですけど、（妻は）何を警戒してるのか『単身はダメだ』と」

（報道陣爆笑）

「でも喜んでましたよ。（中日が）声かけてくれるのはありがたいですよね。最後の最後、いろんなことで僕自身が悩んでたのは事実ですし。最後に尻をたたいてくれたのは嫁なんで。嫁は多分喜んでると思います」

「いま本当にフレッシュな気持ちというか、また一から頑張りたいという気持ちでいっぱいです。いままでずっと打点にこだわってやってきた中でホームランを40本、50本打てれば越したことはないが、僕は打点に価値を感じているので一番はそこです」（中日ドラゴンズ 中田翔選手）

中日の柳裕也投手（29）が5日夜、自身のインスタグラムを更新。巨人を退団し、中日への入団が決まった中田翔内野手（34）との2ショット写真をアップした。