カテゴリー: 西武ライオンズ

西武　山川穂高内野手を無期限の公式試合出場停止処分

　西武は4日、知人女性への強制性交の疑いで書類送検され、嫌疑不十分で不起訴処分となった西武・山川穂高内野手（31）について無期限の公式試合出場停止処分とすると発表した。

　今回の発表について、奥村剛球団社長は「ファンの皆さま及び全ての関係者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを、深くお詫び申しあげます。

検察庁の判断としては不起訴処分となりましたが、球団として今回の事態を重く受け止め、本人の猛省を促すべく、上記の処分といたしました」と説明。

　また、山川もコメント発表し「ファンの皆様、球団、NPB及びスポンサーの関係者をはじめとした皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを、お詫びいたします」と謝罪し、「捜査機関には、当初より事実をお話させていただき、全面的に捜査に協力してまいりました。今般、不起訴と判断されましたが、そもそもの主たる原因は、わたしがプロ野球選手という立場をわきまえずにした行動が招いたものであり、深く反省しています」などと記した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e5e9a8c0cf5f3069d3bc441dc688d551022d548

渦中の西武・山川穂高“ファーム塩漬け”の意外な効果…若手に助言惜しまず来季戦力底上げに

　来季以降、続々と「チルドレン」が台頭しそうである。

　8月29日に不起訴処分となっても、変わらずに三軍練習で汗を流している西武の山川穂高（31）。31日も二軍施設を訪れ、フリー打撃で快音を連発させた。

　5月に強制性交容疑等で書類送検されてからは、「コンディション調整」の名目でファームに隔離。本人はふんまんやるかたないだろうが、そんな西武の二軍は打撃好調。昨季のチーム打率.246（イースタン5位）から、もっか同3位の.259である。

　ファームの指導者は昨季と同じ顔触れというわけではないものの、山川が若手に行っているアドバイスも大きいだろう。

　指導を受けた選手たちは口々に「『これをやったら2年後、3年後に絶対役に立つ』と打撃の細かい部分を教わりました」「打撃のアプローチを含め、いろいろ教わっています。貴重な経験です」と、証言している。

　実際、駆け出しの選手にすれば、本塁打王3度の山川は雲の上の存在。バリバリのレギュラーが、ケガでもないのに長くファームにいることは珍しい。故障で二軍落ちした主力は自身のリハビリで精いっぱいというケースが多いが、山川は元気ビンビン。本人も余裕があるからこそ、若手と共に汗を流し、惜しげもなくアドバイスをしているのだろう。

　球団にとって苦し紛れだった「アグーの塩漬け」が、思わぬ戦力の底上げとなりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f50f29c307e166f54bbd34b9b644693fc10c2290

【西武】山川穂高が３軍練習に参加、コーチと元気な掛け合いも　報道陣に頭下げ無言で引き揚げる

　西武山川穂高内野手（31）が31日、西武第2球場で3軍練習に参加した。

　強制性交容疑で書類送検されていたが、29日に東京地検が嫌疑不十分で不起訴処分となった。30日に続き、この日も練習に参加。朝から強い日差しが照りつける中、2時間ほど若手に交じって汗を流した。

　アップではチームメートと会話を交わしながら、体をほぐした。その後はキャッチボールを行い、相手役を務めた鬼崎3軍守備コーチから「良いボールだアグー」と声をかけられると、「ありがとうございます！　体仕上がってます！」と元気な掛け合いを見せた。

　内野ノックでは、はつらつと声を出しながら軽快な守備を披露。フリーバッティングでは柵越えを連発した。練習後は報道陣に軽く頭を下げ、無言で引き揚げた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6477824083450d97b230f28377a3304e84eabb81

【西武】不起訴の山川穂高に選手会・森事務局長「不起訴処分が出されたことを前提に、慎重なご対応を」

　日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は３０日、５月強制性交の疑いで書類送検され、２９日に不起訴処分となった西武の山川穂高内野手についてコメントを発表した。

　コメント内で森事務局長は「当会会員である山川穂高選手（以下『本件選手』といいます）について、東京地方検察庁より、不起訴処分が出されました。不貞行為について特にご家族との関係で反省すべき点はあるものの、本件選手から相手方への和解金などの支払いはなく、相手方から警察に申告された事実関係について、相手方の言い分を認定する証拠は認められないとの判断がなされています」と現状を再確認した。

　その上で「本件につきましては、これまで客観的事実に基づかないメディア報道、ソーシャルメディア投稿が続き、それに伴い本件選手に対する事実無根の誹謗中傷、本件選手が所属する埼玉西武ライオンズ球団や、更には親会社である西武グループにさえも、客観的根拠のないクレームが寄せられています。これまでの騒動は、専らこれらの客観的事実に基づかない一方的な言動によるものもあり、本件選手に騒動の責任の全てが課されるものではありません」とした。

　最後に「メディア、ファンの皆さま、埼玉西武ライオンズ球団におかれましては、今後、本件選手に対して東京地方検察庁より不起訴処分が出されたことを前提に、客観的事実に基づく慎重なご対応をいただくことを求めたく存じます。選手寿命が限られているプロ野球選手にとっては１日１日が極めて貴重なものです。本件選手が再びグラウンドでプレーできるよう、静かに見守りいただきますようお願いいたします」と選手会としての考えを示していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d2ed0f2920edccac3cb3840a98dfbbb903fb6f5f