カテゴリー: ビッグボス・新庄監督

日本ハム・新庄剛志監督のサプライズは「阪神ユニホーム」着用だった。  　新庄監督は甲子園球場での阪神戦前のメンバー交換で、古巣・阪神のタテジマユニホームを着て登場した。  　背番号はルーキー時代の「63」。岡田監督も苦笑いだった。  　前日にはメンバー表交換時のサプライズを予告していた。

【写真】１５４、５キロをどこかに置き忘れてきた柳川  　


新庄監督は「いいゲームでしたけどね。あと少し。（今後に）引きずるゲームではなかったですけど」と試合を総括。初登板の柳川については「ファームで（投げるのを）見たときの映像とちょっと違いますね。１５４、５（キロ）は…、どこにいったのかな？。フォークの落ちもね、イメージと違う」と首をひねった。

　理想的な試合展開に新庄監督は開口一番、「何にもしてません。なーーんもしません。お任せっきりで」とご機嫌で総括した。続けて「天気よかったですね（笑）。それぐらいしかないもん。後は選手に聞いてください」と振り返った。

―２番の水谷もいい働きを見せた

「いや、彼は打ちますよ。普通に試合を経験させたら、どんどんどんどん打てる選手だし。度胸が据わってますね、彼は。俺にメッセージを返してこないくらい（笑）」

―本人は返したと
「あ、そうなの？　いや、来ていないかと…謝っておこう。俺が見ていないんだ（笑）」

試合後、新庄監督は報道陣の取材に対応せず、球団を通じてコメントのみ発表。「最近打線の調子が良かったので上原君にはなんとか試合を作ってもらいたかった。フォアボールはいらんわ」と苦言を呈した。  　

上原はこの日、登録されたばかりだったが、一日で即２軍降格が決定。建山投手コーチは「次は任せられない状態なので一旦抹消します」と語った。

―前回１軍にいた時とはどこが違うか

「いや、もう昔のことは忘れた。あの打席は彼も集中していたし、よくバットに乗せてくれましたよ。水野くん、やっぱりこの飛ばないボールの中で、逆方向にホームラン。すごい力していますよね」