カテゴリー: ビッグボス・新庄監督

「（来年以降の）意見言ったって、今年（チーム成績が）駄目だったら、もう俺は（監督）終わりだし、言わなかった」。去年の監督会議で提案した日本一チームとＭＬＢのワールドチャンピオンとの〝世界一決定戦〟については「俺がコミッショナーになったら、また言おうかな。夢はでっかく、ハハハ」と話した。

コロナ明けで迎えた昨シーズン、新庄監督はベンチでマスクを装着したまま采配していた。その理由について問われると「シーズン中にマスクしないで采配ふるってたんですよ。でもチャンスになるとテンション上がってヘッドコーチにサイン出すときに『バント、バント、バント』『エンドラン、エンドラン』って言ってて。稲葉ＧＭ（現２軍監督）に呼ばれて『ボス、バレてます。マスクしてください』って」と明かした。

現地1月11日、日本ハムからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指してきた上沢直之が、交渉期限となる最終日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ。 日本ハムの新庄剛志監督は、決して容易ではない道を選択した教え子にエールを送っている。「マイナー契約ならあれほど行くなって言ってたのに、何処までも挑戦し続けるこの男は本当にカッコいい」と自身のインスタグラムにコメント。 そして、夢に向かって突き進む29歳右腕に「彼がマイナーから這い上がってメジャーで投げる日は簡単ではないと思うが、その日が来た時の感動は計り知れない」と期待を寄せると、「皆さん 上沢直之をどうか見守ってあげて下さい 彼ならやってくれます」と締めた。

　日本ハムの新庄剛志監督が自身のインスタグラムを更新。11日1時11分に発表された今季スローガン「大航海」への思いなどを明かした。

新庄監督 今年はね、ガンガン新庄剛志を出して、楽しんでやっていこうと思います。この2年間は多少のプレッシャーはありましたけど、今年はもう解き放たれた。1年目は“監督ぶってた”し、去年は俺じゃなくて（新庄剛志と書いて）“新庄タケシ”やった。今年はもう自然体。自然体で行きますよ。 

ビッグボスとして臨んだ１年目、「主役は選手」として喜怒哀楽をあまり出さなかった２年目を経て、迎える勝負の３年目。「ちょっと１年目は監督ぶってた。去年は俺じゃなかった。新庄タケシやった。今年はもう自然体、自然体で行きますよ」と強調。昨季については「あんまり目立ってくれる選手がいなかったでしょ。そしたら俺が目立とうかなって。またごたごたごたごた言われますけど。選手より監督の方が目立ったらいけないとか。関係あるかって！。目立ちまくるわって！、ほっとけ俺の人生！。で、いきます」と笑った。

 例として名前を挙げたのは、今季、八回を任されるなど勝ちパターンの1人としてチームを支えた池田だ。「池田くんも先発をやらせたいくらい。（中継ぎと決めつけると）あんまり伸びない。池田くんが例えば5球、6球で（一回を投げ）終わったとしますよ。そしたら、回またぎで行ってもらっても良くないですか？ そのまま九回を投げてもらったり」と、柔軟な起用法を思い描いた