カテゴリー: ビッグボス・新庄監督

試合後、新庄監督は石井のプレーについて「二ゴロのホームへの送球は緊張なのか、実力なのか。ファインプレーしてくれとは言ってないわけで、普通のプレーを普通にする安心感を持たせるプレーをしてくれればいい。ああいうプレーはもったいないし、本人のプラスにならない。ああいうプレーをするとレギュラーも離れていく」と、語気を強めた。

現役時代から奇抜なアイデアで“宇宙人”と呼ばれていた指揮官。林ヘッドコーチとの話し合いでは「毎日、ヘッドコーチが『それはやめましょう』って（笑い）。8割がやめようかって。2割を使っているから。ほんの一部が試合で使われている」と説明した。

上昇気流に乗った野村に対し、新庄監督は「4番復帰」のニンジンもぶら下げた。「万波君と清宮君、野村君を競争させてもいい。4番を打ちたいのであれば」。現状ではリーグトップ13本塁打の万波がリード。野村と故障明けの清宮には4番を奪い取ってみろとゲキを飛ばし、競争を促した。

　郡司は１年目の２０２０年には捕手として１軍で２４試合に出場。だが２１年は５試合、２２年は２試合と出場試合数は激減している。それでも「（中日が）経験させていないから。どんなもんか、分からない」とにやりと笑う。