カテゴリー: ビッグボス・新庄監督

この場面について指揮官は「サードが早いなって。０・３～４ミリ、ちょっと浮いてたから」と上機嫌で回顧。「浮いた、ちょっとだけね。一歩半くらい緩めたんですよねぇ。うちは、あれはスライディングするから」とし「こないだの中日戦であったから、それは次の日に、こういうことのないようにという指示をしてました」と振り返った。   また、左翼・松本剛の好判断も光っただけに「完璧。もうあれ以上のプレーはないですね。ちょっとボールが中途半端でしたけど、よくカバーしてくれました」と話した。

―（自ら）  

「ファンのみんなにあんなプレーを見せるの恥ずかしい。それをさせれてない監督、コーチがね、一番悪いし、何か起こる前にこういうことに気を付けなさいよっていうね教えがまだ足りてない。そりゃあれだけミスしたらピッチャーもテンション下がりますよ」  

―矢沢が捕るべきところ  

「声出していたからね。声出した以上は外野が全部取らなきゃいけない。ああいうプレーを、ああいうプレーでミスしない選手を出すのもね。監督の役目だし。むらが少ない選手を使うことが一番大事だし。その中で経験もさせないといけないし、まぁ難しいところでもありますけどね」 

――そうだったんですね。  

新庄 でも、去年のキャンプが終わってオープン戦が始まった頃かな。俺が若い選手を見たくて2軍に行ったら、松本君がめちゃくちゃ悔しそうな顔をして涙を流してたのよ。その姿を見たときに「この選手は伸びる。必ずいい成績を残す」と思って。  

それで開幕戦に4番で使った。そしたら、あれよあれよと首位打者。そういった選手の能力をひとりひとり引き出して土台をつくっていった年やったね。

　助言も生きた。２０日の試合前練習の際、新庄剛志監督（５１）から「引っ張って大きいの打ってみろ」と声がかかった。「ヒットを打つためには、まずコンタクトしないとダメというのがメインになってしまって。自分のいいところの『振る』という部分が薄くなっていた」。２日間、強いスイングを第一に取り組んで出た一発に「それがつながったと思う」と効果を強調した。

ド派手で話題となった「赤黒ユニ」では、これで５勝２敗。新庄剛志監督は「いやいや、もうもう、あの～このユニホームをデザインさせてもらっただけで一生の思い出になったので、次、別にこれを着たいとか、そういう気持ちじゃなくて、思い出の１つとして取っておきます（笑）」と、上機嫌でコメント。

以前「６勝２敗ならもう一度着たい」と話していただけに、あと１勝に迫ったが「いや、そんな決まりないから。オレが勝手に言っただけで、球団からオッケーはでてないから」と話した。

日本ハムの新庄監督が思わぬ“弱点”を明かした。  

以前、札幌市内の自宅がファンにバレて「観光地化している」と明かし、塀が低いため庭に設置したサウナに入れないことを明かしていた。この日は「もう諦めました。俺の乳首みせたろかな。左はだめだが、右で」と右の胸だけ隠すしぐさをして笑わせた。

 なぜ左はダメ？という問いに「感じるから」とニヤリと笑った。「いや、ホント。メジャーのときにこの左もも、２本切って（左大腿部故障）。そしたら異常に左の乳首が…。ホント、ホント」と力説する。「ある意味ラッキーって。左しか感じないんですよ。バイクとか運転して、Ｔシャツとかこすれたら、ちょっと気持ちいいんですよ」と嬉しそうに話していた。