カテゴリー: ヤクルトスワローズ

高津監督に評価されず…？ヤクルト、前年から1軍出場がない選手（1）「ガラスのエース」の“帰還”は

　相次ぐ故障により、プロ3年目以降はもどかしいシーズンが続いている奥川恭伸。今季こそは一軍復帰を果たしたいところだ。

　星稜高時代から世代屈指の投手として注目を集め、迎えたドラフト会議では3球団が1位指名。競合の末、東京ヤクルトスワローズへの入団が決まった。

　高卒2年目の2021年には、中10日と登板間隔を空ける形になったが、年間を通して先発ローテーションに定着。同年は18試合の登板で9勝4敗、防御率3.26の好成績を残し、日本シリーズでは第1戦の先発マウンドを託されるなど、エース格に成長した。

　ところが、翌2022年は右肘のコンディション不良でわずか1試合の登板に。2023年4月に実戦復帰したが、練習中のアクシデントにより左足首を骨折。

　今季は開幕前の対外試合でマウンドに上がったものの、腰痛により戦列を離れ、開幕二軍スタートになった。

　それでも、すでに二軍戦に復帰し、5月6日の巨人戦では7回2安打1失点の好投を披露。状態を維持し、一軍昇格を勝ち取りたい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1d701abfcc8cac0f465b28ce517382f9e3903eaa

【ヤクルト】５連敗で借金は今季最多１１　高津臣吾監督「主導権を握ってこちらがゲームを動かしたかった」

　ヤクルトは先発のミゲル・ヤフーレ投手が３回に村林に先制３ランを許すなど、７回途中７安打６失点で５敗目を喫した。チームは引き分けを挟んで５連敗で、借金は今季最多１１に膨れ上がった。

　高津臣吾監督は「今の現状を考えると、３回の（村林）３点は非常に大きな一発だった」とターニングポイントを挙げた。

　１―３の７回には２死から四死球や青木、村上の２失策、丸山昌の暴投などミスが５失点につながった。「２死からあれだけの失点をするわけですから。いろんなものが出た」と振り返った。

　３回には先頭のオスナの二塁打と中村の三犠打、山崎の四球で１死一、三塁の好機をつくるも、後続が凡退し、「先に１点取って、主導権を握って先に点を取ってこちらがゲームを動かしたかった」と悔やんだ。「下を向いていても仕方がない。上向く時が必ず来ると僕は信じている。強がりじゃないですけど、そう信じていないと神様にこっちを振り向いてもらえない。毎日、毎日全力で、一生懸命何ができるかを考えながら戦うのみ」と、必死に気持ちを切り替えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0db42ec694322b5924c96ada15c0ac3ce31d226f