カテゴリー: 中田翔

搭乗口を出ると、待ち構えたファンや通り掛かりの観光客の視線を独り占め。金色に光り輝いていた頭について中田は「チーム的に染めて良いのか分からなかったけど、年も取って髪も薄くなってきたから『ハゲ隠し』の意味合いが強い」と苦笑いしつつ、「自分の中で金は一番好きな色。チームの雰囲気も変えられればいいなと思う」と話した。

中日・中田翔内野手が３０日、２月１日のキャンプインに備えて沖縄入り。那覇空港にド派手な金髪の丸刈りで登場し、存在感を際立たせた。

そんな中日について、中田は「僕の印象は、すごく“たたかれている”というか、（批判を受けたようなことが）あるじゃないですか。そこに関しても、僕が半分請け負いたいなと思います」と、チームの先頭に立って、監督と共に責任を背負う構え。これには峰も思わず「よろしくお願いします」と頭を下げた。

もともと、阿部監督と中田とは折り合いが悪かったようだ。

 「阿部監督はヘッド兼バッテリーコーチだった昨季、公式戦のスタメン選定を任されていましたが、中田を先発させたのは70試合だけ。進塁打などの自己犠牲を重視する阿部監督は、自分の好きなように打ちたい中田と野球観が合わなかった。中田から公私ともに影響を受けている秋広のことも良く思っていないのかもしれません。実際、阿部監督は秋広の起用が想定される外野について『白紙』とも語っています」（同前）

唐揚げや海老フライなどテーブルにはおいしそうなおかずが並ぶ中、巨人・秋広と広島・中村来生が手にしていたのは日本むかし話に出てくる山盛りご飯を超越したかのような白米。通常の茶碗と比較しても相当の量があり、中田は「これを２杯ずつ食べます！！」と説明した。

「立浪さん、今ものすごくたたかれているよな。でもさ、その半分はオレが引き受けてやる、そんくらいの気持ちよ。だってオレは5000人ファンがいたら、1万人アンチがいるタイプだから。とにかく頑張るわ。若い選手多いし、みんなで勝ちたいね」