新球場エスコンフィールドで迎えた3月30日の開幕戦で先発した加藤貴は、同日で出場選手登録日数が7年に達して国内FA権を取得。投手陣の主力なだけに今オフにかけての去就に注目が集まりそうだ。「まさか取れると思ってなかった。シーズンが始まったばかりなので、まだ何も考えていない」と、まずは今季に集中する考えを示した。
新球場エスコンフィールドで迎えた3月30日の開幕戦で先発した加藤貴は、同日で出場選手登録日数が7年に達して国内FA権を取得。投手陣の主力なだけに今オフにかけての去就に注目が集まりそうだ。「まさか取れると思ってなかった。シーズンが始まったばかりなので、まだ何も考えていない」と、まずは今季に集中する考えを示した。
となれば、気になるのは移籍先だが、どの球団が獲得に動くのか。すでに水面下ではほぼ全球団が調査を進めているようだが、やはり有利なのは巨人、楽天、ソフトバンクだろう。この3球団は先発左腕がノドから手が出るほど欲しいうえに資金力もある。間違いなく日本ハム以上の条件を提示できる。
補強ポイントは投手陣になるだろう。そこで有力候補に挙がるのがDeNA・今永昇太、日本ハム・加藤貴之の両左腕だ。今永は昨季11勝4敗、防御率2.26をマーク。6月7日の日本ハム戦でノーヒットノーランを達成した。1投球回あたり何人の走者を出したかを表わすWHIPは0.94とリーグトップの数値。巨人戦も5試合登板で2勝1敗、防御率1.80と抑え込んだ。同一リーグの難敵に手を焼いてきただけに、獲得できればこれほど頼もしい投手はいない。
加藤貴は「握りと投げ方を教えてもらたんです。それを僕なりに自分の投げやすい方に持っていった」と言う。従来のカーブは縫い目に指をかけない。モイネロカーブは「中指の方を縫い目にかける」という。「握りを変えただけでこんなに変わる」と新たな発見を喜んだ。 「モイネロ選手みたいなボールは投げられないんですけど、自分なりにいいボールが投げられそうな気がするので、練習したいですね」。新球マスターへ十分な手応えを得た様子だ。
加「そうなんですけど(笑)。まだ(権利を)取ってないので。シーズンが始まって2回ぐらい投げたら取れるのかな。鶴岡さんは、もともとFAするつもりで他球団に行きたかったんですか? 何球団から話が来たんですか?」
鶴「4球団かな。他球団に行ってみたいというよりも自分の市場価値を知りたかった。僕は代理人を付けずに全部自分で交渉した。こうやって値段とか条件が上がるのか…って過程を経験できた。でも加藤は絶対に代理人を付けた方がいい。ちゃんと話せないでしょ」
加「確かに(意見を)言えないです。じゃあ今年はちょっと…ってか出ていかない! ドラフトで取ってもらったのがファイターズ。今成さんに取ってもらった。始めに入った球団。1球団で終わるのがベストだと思っています」
今オフ、加藤貴之投手(30)に課された50試合以上登板のノルマを達成すれば、先輩左腕から“ご褒美”をもらう約束をした右腕はやる気満々。球場開きとなった千葉・鎌ケ谷の球団施設にも一番乗りで登場。北海道・北広島で竣工(しゅんこう)式が開かれた新球場「エスコンフィールド北海道」で躍動し、豪華賞品のゲットを狙う。