カテゴリー: 北海道日本ハムファイターズ

日本ハムの宮西尚生投手（40）と、中島卓也内野手（34）の両選手が来季も現役続行の意思を示していることが20日、分かった。球団も来季の必要戦力と判断しており、新たな契約を提示する見通し。宮西が19年目、中島が18年目のシーズンを迎える。

日本ハムのドリュー・バーヘイゲン投手（34）と、アニュラス・ザバラ投手（28）が今季限りで退団する見込みであることが20日、分かった。ともに9月中に帰国している。  　20、21年に日本ハムでプレーしたバーヘイゲンは昨季に復帰。今季は6試合で3勝3敗、防御率6.08だった。最速162キロのザバラも来日2年目の今季は2試合の登板にとどまり、勝敗なしで防御率3.86だった。  　また、レイエス、マルティネス、孫易磊（スン・イーレイ）、古林睿煬（グーリン・ルェヤン）はいずれも複数年契約を結んでおり、来季も残留する見通し。

　日本ハムは試合後、初回の守備で負傷交代した山県秀内野手が福岡市内の病院で検査を受け、左大腿部挫創と診断され、縫合処置を終えたと発表した。  　この日の一回１死、ソフトバンク・周東が二盗を試みてセーフ。この際、滑り込んだ周東のスパイクがタッチにいった遊撃手・山県の左膝に入った。山県はその場に倒れこみ、起き上がることができず。運び込まれた担架でベンチ裏へ搬送され負傷交代した。  　山県は試合後に試合後、松葉づえ姿で球場に戻った。痛めた左膝付近は包帯でグルグル巻きだった。３０分後に松葉づえは使わず、スーツケースを引いて球場を出た。 

日本ハムが０勝３敗の崖っぷちから、３連勝で日本シリーズ進出へ逆王手。第６戦はエース・伊藤大海投手が中継ぎで待機する予定で、投手一丸で最後の１勝をつかみに行く。  　負けられない戦いとなってから、いずれも打線が効果的に得点を重ねるなど大勝で３連勝。下克上へ、あと一勝を総力戦でつかみとっていきたい。  　中５日でＣＳファイナルＳ・第３戦に先発した伊藤は８回５安打無失点、１１奪三振の快投でチームの連敗をストップ。１１６球の熱投になったが、最終戦までもつれたこともあり、中２日で第６戦に中継ぎ待機することが決定的となった。  　伊藤はこの日の試合後、「行けと言われたら、どこまでも投げられますけど。何回でも投げられる準備をする」と闘志。「いい流れで来ていると思うんで、勝ってかぶとの緒を締めるじゃないですけど、気を引き締めて明日、本当に最後なんで。みんなでいい準備して戦えたらなと思います」と力を出し切る覚悟を語った。

　先に日本シリーズ進出を決めた阪神の相手が、20日に決定する。  　CSファイナル第6戦の先発はソフトバンクがリバン・モイネロ（29）、日本ハムが達孝太投手（21）と発表された。  
ともに第1戦から中4日での先発になる。  　勝った方が日本シリーズ行きを決める大一番。疲労度によっては、日本シリーズの先発ローテーションにも影響が出るかもしれない。  　25日の第1戦に投げるには中4日。第2戦なら中5日。第3戦なら中7日と間隔を空けられるが、第7戦でもう1回投げるには再び中4日となる。