カテゴリー: 杉谷拳士

試合のもようはTBSで中継され、元日本ハムでタレント・杉谷拳士がベンチレポーターを務めた。  　試合前、ベンチサイドのカメラマン席から、放送席の呼びかけに応じ、注目に万波中正を挙げるなど早速役割を果たした。  　

これまで、侍ジャパンのベンチレポーターといえば、芸能界きっての野球好き・中居正広氏だった。  　

中居氏は13年の第3回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）では、プロ野球史上初の公認サポーターである「侍ジャパン公認サポーター」に就任。以降17、23年と3大会連続で公認サポーターを務めた。国際大会では侍ジャパンに同行し、現地リポーターとしても活躍。24年11月開催の「プレミア12」では、代表全28選手に激励の品として、それぞれの名前が刻印されたワイヤレスイヤホンをサプライズプレゼント。17年のWBCでも全選手に約4万円相当の高級ワイヤレスヘッドホンを差し入れていた。  　

しかし、女性トラブルを巡る一連の騒動から、今年1月に芸能界引退を発表。野球関連番組の「後継」は誰が務めるのか、ファンの間で注目を集めていた。  　ネット上では「中居くんの後継は杉谷拳士になったんだね」「中居くんの仕事受け継いでますね」「ベンチリポートはこれから杉谷拳士さんで固定かな。珍プレー好プレーとかも任せていいんじゃない？」「これ以上無い逸材が居たわ」「めっちゃ聞きやすい」「現役時代と変わらないユーティリティ」「どこのアナウンサーかと思ったら杉谷拳士さんじゃないですか」などと声があがった。

石橋貴明（63）は「なぜ同じリーグのソフトバンクなのか聞いて見たい」と疑問を呈した。  　日本ハムからポスティングでメジャー挑戦したが条件が合わずに1年で日本球界復帰。古巣ではなく、ソフトバンク移籍を選んだことが批判されている。  　

上沢が帰国してから一緒に食事もしたという杉谷氏は「この1年間、米国で家族に会えなかった。子供の成長も見られなかったんですって話もしていて、投げる中で感覚が出てこなかったんですって」と、置かれていた状況を説明した。  　

米国に残るか、日本復帰か悩む中で、日本ハムからは単年契約のオファーがあり、ソフトバンクからは4年契約のオファーがあったと報じられた。  　

杉谷氏は「ソフトバンクさんは長期（契約）ということで安心ではないですけど、家族と過ごせる時間、また野球に集中できるんじゃないかな、という考えは生まれてると思うんですよ」と心情を察した。