カテゴリー: 東京ヤクルトスワローズ

「ソフトバンクでは、自分を“殺す”しかなかったんです。やっぱり、生き残らないといけなかったですから」  　

増田は、だからこそ“つなぎ役”に活路を見いだそうとした。ボールを上から叩くように捉えて、逆方向の右へ流す。そうしたしぶといバッティングとともに、内外野ともにこなせるというマルチプレーヤーとして、1軍の枠に何としてもとどまろうとした。

――仲の良かったドジャース・山本も含めて、侍組が続々と海を渡っている。  　

「いずれ僕も行くので。頑張ってほしいというのもありますし、夢をかなえてんな～、と。本人だけじゃなく、いろいろな人のサポートがあって良い契約で行ける。努力した本人も凄さも感じますし、周囲の人の凄さも感じますし。一人じゃ何事もできないし、米国にも行けないので」

村上の目の前に、豪華なケーキが登場した。チームトップスポンサーのオープンハウスが用意したもの。ケーキの周りをぐるりと飾るのは、同社のSNSで公募した村上の似顔絵が描かれたクッキーだ。2月2日で24歳。欲しいものは？　「あんまり、ないですね」。手にできる能力があれば？　「1時間で超回復する力。寝たら」。人気ゲームのドラクエシリーズで言えば「べホイミ」的な、HP回復のアイテムだった。

 ヤクルト高橋奎二投手（26）が20日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、将来的なメジャー挑戦の意思を球団側に伝えた。

今季１１勝を記録した山崎福は、明大出身で神宮で活躍した“縁”もある。ヤクルトとしてのアピールポイントを問われると、「アピールポイントはたくさんありますよ。一番は野球のやりやすさだと思います。勝負事なので勝ったり負けたりありますけども、本当に楽しんでというと勝負事で言葉があってるか分からないですけど、本当の自分の実力を出せる、一番山崎投手を必要としているチームがスワローズだと思います」と、強調した。