カテゴリー: 東北楽天ゴールデンイーグルス

続々と移籍先決まる今オフのストーブリーグ。  FA権を行使していた松本剛が日本ハムから巨人・桑原将志がDeNAから西武へと移籍を決めた。外野手が続々と移る中、まだ動きがないのは楽天から国内FA権を行使した辰己涼介。 

今季は88安打・打率も.240に終わった辰己だが、メジャー志向を持っており、最短でも2年後に海外FA権を獲得する。そのため今オフにポスティングシステムでの移籍を訴えたが却下され、実現は叶わなかった。  国内FA権を行使した際にもメジャーへの想いについて言及しており、「そこを諦めたわけではない」とまだ目標として持ち続けている。  

今は楽天残留も含め12球団の中で来季のプレー先を模索している状況。時には破天荒にも映る背番号8はどのチームのユニフォームを着るのか、動向にまだ目が離せない。

元楽天の安樂智大投手は、現在メキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズで2年目のシーズンを戦っている。今季は本格的に守護神として起用され、7月31日（同8月1日）時点でリーグトップとなる20セーブをマーク。チームトップの44試合に登板し、今季もフル回転を見せている。 

「これがゴールでもないですし、1本でも多くファンの皆さんの前で打てるように日々頑張っていきたいと思います」  　

記念のボールについて聞かれると「どこ行ったか分かんないっす」と苦笑しつつ「返しください」と異例のお願いをした。 

「宗山はすごく真面目な性格で、なにを聞いても優等生発言ばかりが返ってくるんです。キャンプに持参したものを聞いてもプロテインやサプリメントの話になるし、キャンプの休日をどう過ごしているかたずねても『ゆっくり体を休めています』とか、素顔をうかがい知れるような話に広がっていかないんです。だから囲み取材もすぐに終わってしまう。  そのため同期の選手や首脳陣に聞いたりもするのですが、なかなか目ぼしいエピソードが出てこない。デスクにはとにかく宗山の記事を作れ、作れと命じられるのですが、苦労しています」(前出・担当記者) 

楽天のドラフト1位・宗山塁内野手（21＝明大）が「1番・遊撃」で先発出場し、実戦デビュー。初打席で初安打を放ち、能力の高さを見せつけた。  　初回無死からの第1打席で日本ハムの先発左腕・根本と対戦。カウント0―1からの2球目、高めの投球を巧みなバットコントロールでとらえ、中前へと運んだ。  　

5球団が競合し、「20年に一人の遊撃手」と称される逸材。この日の初実戦を迎える前もシート打撃で2日連続の右前打。定評のある遊撃守備でも華麗なフィールディングを披露した。初実戦に向けて「結果を出そうとか、打たないとと思っても良い方向にいかない。今はその時出せる一番良いパフォーマンスを出すこと。いい準備をすることに目を向けてやれたら」と話していた。