カテゴリー: 東北楽天ゴールデンイーグルス

楽天・田中将大投手が２２日、自身のＸを更新。「何を信じるかは自由ですけど、今オフは特に酷いですわ」と不快感をにじませた。

楽天の田中将大投手が２１日、仙台市内で契約を更改した。記者会見で田中将は、金額について明らかにしなかったが、球団幹部によると減額制限を超える４０％以上のダウンで、４５％となる２億１５００万円ダウンの年俸２億６０００万円プラス出来高払いで更改したとみられる。直近２年で計６億４０００万円の減額更改となった。（金額は推定）

楽天は14日、田中将大投手が能登半島地震を受け、石川県へ物資を寄付したと発表した。寄付日は13日で、西川マットレス100本を「石川県令和6年能登半島地震災害義援物資」に寄付した。

「近年、日本のプロ野球界では円安進行や米メジャーリーグの最低年俸が上がったこともあり、優良外国人選手の獲得が以前より難しくなっています。加えて、外国人選手のスカウティング活動のためには海外にスタッフを派遣する必要がありますが、資金難でそれすら満足にできなくなってしまった。そのため、NPBでプレー実績のある選手から選ばざるを得なかったのです」（同前）

今江新体制への影響はまだある。  

「新体制発足にあたり、一、二軍首脳陣の大半は球団の“内部異動”で済ませました。本来は外部から優秀なコーチを呼びたいのですが、その予算さえ枯渇している。11年ぶりの優勝奪還どころか、シーズン序盤から最下位争いとなっても不思議ではない」（球団OB）

 楽天のドラフト６位・中島大輔外野手（２２）＝青学大＝が６日、仙台市内の泉犬鷲寮に入寮。最新のアイマスクを持参した。  日頃から携帯電話を見る時間が長いという中島。目の疲れを心配した高校大学の後輩２人から、入寮前に『エアーアイマスク』をプレゼントされた。機能は加熱とマッサージ。さらに音楽が流れるなど、リラックス効果があるといい「疲れをとってくれるみたいです」と使用を心待ちにした。

楽天今江監督が開幕投手について言及した。   過去10年で6度の則本が抑え転向となり大本命は不在。「開幕に関しては大体投手戦になるので、相性とかっていうより、投げてもらいたい人に投げてもらおうかなと思います」。昨季チームトップ9勝の岸、エース候補の早川、荘司が有力候補になりそうだ。

「力の衰えを考えれば、年俸1億円でも高い。とはいえ、その金額ではマー君のプライドが傷つけられる。親会社の経営状況がよければ1億円から大幅な上乗せも可能でしょうが、楽天本体の経営が苦しいですからね。来季の契約が合意に達しない可能性は高いでしょうね」  

となれば、他球団への移籍が濃厚だが、さすがにメジャー復帰の道は閉ざされている。日本球界復帰後3年間の成績を考えれば、パ・リーグで通用しないことは明白なだけに、残る道はセ・リーグ挑戦しかない。

田中は23年最終登板となった10月2日のソフトバンク戦後、「不甲斐ないシーズンが続いているので、しっかりと期待に応えられるような投球を心掛けたい」と話していた。このコメントから察すると、ダウン提示は覚悟しているようにも見えた。  「日本球界に復帰した21年シーズンの推定年俸は9億円。『2年契約』だったので、22年は9億円のままでしたが、23年は4億7500万円までダウンしました。しかし、年俸が2億円台だったら、さすがに田中のメンツにも関わってきます」（NPB関係者）

まさに四面楚歌の状態に置かれているわけだが、米球界関係者の話で驚きの事実が明らかとなった。それは安楽本人が米国での再起をかけ、親しい球界関係者を通じて「売り込み」をかけてきたというのだ。あるア・リーグ球団には「見てくださるのであれば、渡米もします」とのメッセージが届けられ、入団テストや来年2月のキャンプへの招待選手として門戸開放を懇願してきたという。